3月16日(木)放送のドラマ『嫌われる勇気』第10話最終回のあらすじ、ネタバレ、真犯人、黒幕、救世主(メシア)、展開予想をレポートします。
第10話 あらすじ
病院を抜け出した青山(加藤シゲアキ)は、大文字(椎名桔平)の研究室に駆け込むと室内を物色し、古びたファイルを見つける。そこには、18年前の蘭子(香里奈)の誘拐事件の記事とともに、赤い印が付いた森の地図があった。
一方、監禁された蘭子のもとへ、大文字がやってくる。大文字は、気を失っていた蘭子を起こし、拘束を解いてやる。自由になった蘭子は、何者かに撃たれ倒れている土方(寿大聡)と、そのそばに自分の銃が落ちているのに気付く。そこへ、青山と道子(飯豊まりえ)が入って来る。青山は、銃を拾い大文字に向けると、蘭子から離れろ、と命じた。大文字は、ゆっくりと手を挙げた。
その後、梶(正名僕蔵)らが行った検証の結果、現場に残された足跡が、土方と警察関係者を除くと、大文字のものだけだったことが分かる。
半田(升毅)は、大文字を取り調べ、監禁場所にいた理由を問いただす。大文字は、蘭子が監禁されているのなら、18年前と同じ場所の可能性があるからだと説明。しかし半田は、当時、監禁場所が公開されていなかったことを指摘する。
そんな中、大文字は、自分と土方が共犯関係だと考えるのは浅はかだと反論。蘭子とともに取り調べを見ていた青山は、取調室に乱入すると、あなたが土方らの狙撃を指示した「メシア」だろう、と怒りを爆発させる。
取り調べが終わり、部屋から出た大文字は、すれ違いざま蘭子にハンカチを手渡した。そこには、メモがはさんであり…。
寿大聡さん演じる土方さんが救世主(メシア)に操られているという予想が当たっていました。
そちらの予想記事については下記に詳細を記入していますのでご覧ください。
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そしていよいよ、最終回では、蘭子にまつわる事件の黒幕、救世主(メシア)が誰なのか明かされることになります。
事前の予想としては、椎名桔平さん演じる大文字教授だと思いました。
上に紹介した記事でも書きましたが、土方がメシアだと思わせておいて、本命はこっち、という展開を予想したのですが、すでにドラマ内でもそのような疑惑があがってしまったいるので、このまますんなりと大文字教授が黒幕、というのは可能性がかなり低くなったと言えます。
それ以外で怪しい人物としては、丸山智己さん演じる浦部刑事。
意外に思われるかもしれませんが、浦部も怪しい行動をしています。
第9話では半田係長と電話する小宮山の背後で、何か意味ありげな表情でその様子をうかがっていました。
さらに、なぜか公式サイトのキャスト紹介ページの画像には、蘭子と浦部が対峙するようなイメージになっています。
普通に考えたらここは加藤シゲアキさん演じる青山と蘭子のショットになると思います。
ただ、これは版権管理に厳しいジャニーズ所属である加藤さんの画像を使用できなかったためにやむなく、という可能性もあります。
いずれにしても、もし浦部が黒幕だった場合は、このショットは意味があるものに見えてきますよね。
また、勝村正信さん演じる蘭子の父が救世主(メシア)である、という可能性もあります。
蘭子の誘拐事件そのものが、父の計画したものだったという可能性です。
大文字教授いわく、父は生きているようなので、この線はけっこうあるんじゃないかと思います。
というわけで、最終回まで誰が黒幕、真犯人なのか全くわからない展開です。
こういう感じのストーリーは、『アンフェア』などで知られる秦建日子さんが得意とするタイプのドラマですが、それと同じような感じで、最後の最後まで引っ張ってきますね。
最終回が楽しみです。
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