5月20日(土)放送のドラマ『犯罪症候群season1』第7話のあらすじ、ネタバレをレポートします。
誘拐された子どもが遺体となって発見されるという最悪
第7話 あらすじ
最悪の結末を迎えてしまった誘拐事件。身代金1億円も人質の命も犯人に奪われてしまった武藤(玉山鉄二)は、幼い息子を喪い打ちひしがれる高梨道典(高橋光臣)と美和(前田亜季)夫婦を前に、ただうなだれることしかできなかった。
入院中の娘・真梨子(桜田ひより)の傍らで寝顔を見つめ続ける武藤の前に鏑木(谷原章介)が現れ、俺も手伝う、と武藤への協力を申し出てきた。犯人はあれほど苦労して手に入れた1億円を、なぜ燃やしたのか。犯人を逮捕したことで警察は捜査本部を解散させたが、まだこの事件には何か裏があると単独で捜査に動く鏑木。しかし一方では、犯人を許せない武藤が怒りのあまり再び獣になり、自分を見失うのではないかと心配していた…。
懸命の捜査の結果、武藤は高梨道治(竜雷太)の側近・桜井(相島一之)が道典を連れ戻しに来た現場に居合わせたホームレスから有力な情報を入手する。最近姿を見せない、首に大きなやけどの痕のある男がいる、と。
疎遠でありながら1億円を用立ててくれた父・道治を訪ねる道典。1億円は絶対に返すと頑なな道典だが、和樹はお前の息子だから殺されたのだ、これ以上家族を不幸にするなと突き放す道治。息子を失って以降、何も口にせずただ打ちひしがれる美和の姿が目に焼き付いている道典。二度と会いたくないと決別したはずの父の言葉に、何も言い返すことはできなかった…。
首にやけどの痕がある男を探し続ける武藤。ついに武藤は男と遭遇するが、その時、環(渡部篤郎)からの携帯電話が鳴り響く。環はまたしても、武藤の行動をすべて把握していた。しかも、武藤が探している男の情報もすでにつかんでいた。鏑木よりも “裏稼業”の自分のほうがもっと力になれると告げる。環が介入してくるということは、これはやはりただの誘拐殺人事件ではないと確信する武藤。
武藤と環の接触を知った鏑木は激怒。「やつからは離れろと言ったはずだ。家族ごと壊されるぞ」しかし、すでに武藤の覚悟は決まっていた。自らの命を賭けてでも犯人を捕まえる、そのためには手段を選ばないと。鏑木が恐れていた、武藤の心の中の“獣”。それが現実のものとなってしまうのか…。
高橋光臣さん演じる高梨道典の息子を誘拐した犯人は、どうやら奪った金が偽札だということを知って激怒して殺害に及んだと思われます。
犯人役の高橋努さんは、顔は怖いが根はいい奴、的な人を演じることが多い方なので、あの凶悪ピエロの覆面をしてる殺人犯は別であってほしいと思うのですが、玉山鉄二さん演じる武藤と殴り合っているシーンがあるので、やっぱり犯人なんでしょうね。残念です。
とにかく小さい子どもが誘拐されて殺されてしまうというのは見るに耐えないのですが、せめて武藤が犯人を捕まえてくれることを願うばかりです。
ただ、渡部篤郎さん演じる環の策略にのってしまう武藤を何とか抑えようとする谷原章介さん演じる鏑木とは衝突することになってしまうのが辛いところですね。
事件は解決したい、しかしそのためには何かを犠牲にしなければならない。
今回は武藤は特に、警察に拘留されていたあの一晩、すぐに釈放してもらって犯人を追っていれば和樹ちゃんを救うことができたかもしれない、というタラレバの後悔があるため、余計に引けなくなってしまっているんでしょう。
さて、今回の事件も単なる誘拐事件ではなく裏がありそうです。
おそらく、1億円が偽札にすり替えられていたのは高梨道治の指示でしょう。
警察に現金輸送を任せなかったことから、最初から偽札だった可能性が高いですね。
つまり、環が追っているのは高梨道治に絡む何か大きな山であると推測しますが、どうでしょうか。
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