5月30日(火)放送のドラマ『crisis(クライシス)公安機動捜査隊特捜班』第8話のあらすじ、ネタバレをレポートします。
ついにテロの重大情報を手に入れた林。
情報提供の条件として潜入捜査からの解放を田丸に要求する。
千種のことが気にかかる田丸は複雑な思いを胸に任務に当たる。
第8話 あらすじ
公安の協力者として新興宗教団体“神の光教団”に潜入している林智史(眞島秀和)から、妻の千種(石田ゆり子)を介して「重大な情報を手に入れた」と連絡を受けた田丸(西島秀俊)。数日後、極秘裏に林と会った田丸は、教団が画策しているテロの情報を教える代わりにスパイを辞めたいと取引を持ちかけられ、動揺する。任務から解放されれば、林は千種の元に帰ることになるからだ。
さらに林は、テロを阻止した後、自分たち夫婦を保護すると、事前に覚書を交わしてほしいと要求。田丸から話を聞いた青沼(飯田基祐)はその条件を承諾するが、一方で、田丸と千種の関係を不安視していた。
林の情報によると、テロの決行は2日後で、標的は文部科学大臣。青沼からテロ情報の報告を聞いた鍛治(長塚京三)は、意味深な表情を浮かべながら特捜班に警備を一任することを決める。
テロ決行当日、稲見(小栗 旬)はいつもとどこか違う田丸の様子が気に掛かる。その頃、大臣が登壇予定のイベント会場には、“神の光教団”の元信者がカバンを手に身を潜めていた。そして大臣が到着すると、警備の目をかいくぐり、会場内で歩みを進める大臣に急接近。カバンの中から何かを取り出そうとするが、次の瞬間、駆けつけた稲見と田丸によって間一髪拘束される。大臣の危機を未然に防ぎ安堵(あんど)したのもつかの間、男からカバンを奪い取って中身を確認した田丸は、教団の真の狙いに気づき、ぼうぜんとその場に立ち尽くしてしまい…
第8話 ストーリー | CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 | 関西テレビ放送 カンテレ
国家に迫るカルト教団・神の光教団の脅威がついに現実のものとなりました。
これまで一人で神の光教団に潜入してきた眞島秀和さん演じる林が掴んだ情報を元に、特捜班がテロ計画を制圧しにかかります。
クライマックスでは7分30秒というテレビドラマでは前代未聞ではないかといわれるくらいの長回しでのアクションシーンがあるようなので注目です。
さて、どうやらターゲットと思われていた文部科学大臣は囮で、真の目的は他にあったようです。
もしかすると今回のテロ計画は、林が公安の人間ではないかとにらんでいた組織の上層部が、裏切り者をあぶりだすために仕掛けた偽の情報を掴まされていた可能性があります。
そうすると残念ですが、林は神の光教団の手によって殺害されてしまうのではないでしょうか。
西島秀俊さん演じる田丸は、石田ゆり子さん演じる千種との間に芽生えた禁断の愛と、林との友情の間で心が揺れています。
ただ、その田丸の感情の揺れが冷静沈着な男の判断を鈍らせ、林の死という結果を招いた挙句、千種との関係も破たんしてしまうという最悪の結末が待ち受けているような気がしてなりません。
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