6月17日(土)放送のドラマ『屋根裏の恋人』第3話のあらすじ、ネタバレをレポートします。※第3話放送時間は24:10〜です。
第3話 母親という雌 あらすじ
帆花(大友花恋)の恋人への一途な想いは、18年間心の奥底に閉じ込めていた気持ちを衣香(石田ひかり)に思い出させた。屋根裏で見つめ合う二人。しかし、瀬野(今井翼)は「地獄に堕ちる覚悟はあるのか?」と問いかけ、衣香は答えに窮する。5歳のときに母親が愛人と駆け落ちした記憶を思い出し、子供たちにもあの時の自分と同じ気持ちを抱かせてしまうと、思いとどまるのだった。
休日のある日、千鶴子(高畑淳子)が衣香に虐待をしていないかと聞く。勇人(髙橋楓翔)の腕の痣を見たのだという。母親として気づかないのも虐待と同じだと言われた衣香は、勇人の部屋で大量のゲームソフトがあるのを見つけ、勇人を問い詰めた。しかし、勇人は激しい口調で衣香を突き放して…。
後日、衣香は優等生風の男子生徒たちに勇人がいじめられているところを目撃。勇人は彼らに強要され、ゲームソフトを万引きしてネットで売っていたのだった。衣香は、男子生徒たちを一喝し、誠(勝村政信)にも相談するが、よくある男の子の世界だからと相手にしてくれない。
結局、勇人を助けたのは瀬野だった。感謝しながらも、母親として生きる覚悟を決めたと話す衣香の前から、瀬野は姿を消した。
心に穴の開いた衣香のもとに再度、刑事の和田(松澤一之)が訪れる。和田は、殺された井沢と瀬野の関係について話す。瀬野が18年前消えた真相を知った衣香は、想いを押さえられず、瀬野の行方を追って家を飛び出すのだった…。
娘の帆花を「浅はかな女」と思いながら、自分もその浅はかな女になりたかったと羨む衣香。
それに対し、「打算のない結婚はない。結婚は契約」と言い切る義母・千鶴子。
夢ばかり見ている衣香と、現実主義な千鶴子の対比が面白いなと思います。
千鶴子が保険金目当てで夫を殺すような浅はかな女には思えず、どちらかというと衣香の方にその素質があるような気がします。
もし、保険金殺人が行われているとしたら、それは誠が犯人のように思います。
誠は不倫をしていますが仕事は順調そう。
ただ、圧倒的な成績を上げて評価が急上昇しているということななので、これには何か裏があるでしょう。
それに父親の保険金を目当てにした何かがあるような気がしてなりません。
一方、殺された井沢のことについて知らないそぶりだった瀬野ですが、どうやら18年前に衣香の前から姿を消したのも、今回の事件についても関係があったようです。
そしてそれはすべて衣香のための行動だったと思われ、それを知った衣香は瀬野を追いかける、という展開です。
しかし、ここには瀬野の黒い打算があるように思えます。
そもそも、18年前に衣香が襲われたときにたまたまその現場に居合わせたことも妙ですし、今の彼の状況から考えて衣香を恨みこそすれ、愛情を持っているということはないような気がします。
一見、衣香のためを思ってやっている行動は、すべて衣香から財産を搾り取ろうという計画なんじゃないかと思えてならないのです。
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