7月スタートのドラマ『ハロー張りネズミ』のあらすじ、ネタバレ、原作、出演キャスト、ゲストキャスト、相関図、関連作品をレポートします。
主演は瑛太さん。ヒロインに深田恭子さん。
ちょっと変わった探偵が主人公の、ちょっと変わったミステリードラマです。
番組概要
放送日時:7月スタート 毎週金曜よる10時
脚本/演出:大根 仁
音楽:SOIL&”PIMP”SESSIONS
プロデュース:韓 哲、市山 竜次(オフィスクレッシェンド)
製作:オフィスクレッシェンド、TBS
原作:弘兼 憲史「ハロー張りネズミ」
(講談社「ヤングマガジンKC所載」)
ハロー張りネズミ1巻【電子書籍】[ 弘兼憲史 ]
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『ハロー張りネズミ』は、『島耕作シリーズ』で知られる漫画家・弘兼憲史さんによる漫画です。
これまでに実写映画、テレビドラマ、オリジナルビデオアニメなど、何度も映像化されてきました。
1983年から『週刊ヤングマガジン』にて連載がスタート。1996年まで掲載され、単行本は通常版、スペシャル版ともに全24巻、後に文庫化された際は全14巻で刊行されました。
事件のテーマは人情ものやサスペンスを始め、企業ものや超常現象に至るまで幅広く、大人気を博した不朽の名作です。
第1話 あらすじ
東京都の板橋区、下赤塚にひっそりと佇む「あかつか探偵事務所」。お気楽所員の七瀬五郎(瑛太)とグレこと小暮久作(森田剛)は、事務所の下にあるスナック「輝(キララ)」にて、今日ものん気にバイトの萌美(片山萌美)にちょっかいを出す日々。
そんな時、天井からドンドンと音が響く。さらに三回ドンドンドンと響き、それが所長の風かほる(山口智子)からの依頼の合図だと気付いた五郎とグレは、急ぎ事務所へ戻った。
昼間から酎ハイをあおるかほるに悪態をつかれながら迎えられ、二人は事務所に尋ねてきた依頼主と対面。川田(伊藤淳史)という男の依頼は、なんと、一ヶ月前に亡くした娘を探してほしいというものだった。その話を聞いた五郎とグレは……。
出演キャスト
七瀬 五郎(ななせごろう):瑛太
「あかつか探偵事務所」所員
本ドラマの主人公。通称「ハリネズミ」。
バカでスケベだが、人情に厚く、事件の嗅覚と行動力は抜群。
ちょっと抜けているところもあるが、ケンカも強く、あかつか探偵事務所のムードメーカー的存在。
ある事件で蘭子と知り合うことになり…。
四俵 蘭子しだわららんこ:深田恭子
ある事件をきっかけに五郎と知り合うことになる。
ミステリアスな美女だが、その正体は謎に包まれており…?
木暮 久作こぐれきゅうさく:森田 剛
「あかつか探偵事務所」所員
ハリネズミこと、五郎の相棒。
元ギャンブラーで、鋭い洞察力の持ち主。暗い過去を背負っているが普段は明るくてノリも良く、いつも五郎とバカを言い合っている。
男臭い顔つきに似合わず実は涙もろく、依頼者の身の上話を聞いて号泣してしまうことも…!?
スナック「輝」マスター:中岡創一(ロッチ)
スナック「輝(キララ)」マスター
基本的に無気力な年齢不詳の中年独身男。
私生活などは謎に包まれている。
スナック「輝」萌美もえみ:片山萌美
スナック「輝(キララ)」アルバイト
お店の看板娘。
ナイスバディーを強調する露出の多い格好をしていることもあり、いつもゴローやグレからちょっかいを出されている。
河合 節子かわいせつこ:蒼井 優
美人霊媒師
素性や生い立ちは不明だが、類まれな霊能力を持つ美人霊媒師。
南みなみ:リリー・フランキー
「サンライズ出版」社長
おんぼろ出版社・サンライズ出版の経営者で普段はグータラの不良ジャーナリストだが、大企業のトラブルや揉め事を処理するという裏の顔を持つ。
風 かほるかぜかおる:山口智子
「あかつか探偵事務所」所長
人望はあるが、昼間から本格的に酒を飲むなど、豪快な5時から女。
そのせいか未だに独身であるが、過去は不明。
相関図
情報入り次第更新します。
ゲストキャスト
川田: 伊藤淳史
川田運送の初代社長。小さいながらも、一代で自分の会社を築き上げる。
苦労の末ようやく軌道に乗ってきた矢先に、身内に不幸があり、無茶な依頼をゴローたちに頼むことに…。
仲井:吹越満
大手商社「サンダー貿易」にて秘書課長を務めていたが、ある事件をきっかけに辞職。
ミステリアスな蘭子の過去に深い関わりが…?
伊佐川良二:ムロツヨシ
群馬県の県議会議員候補。市民運動のリーダーとして地元の人気を集める。
クリーンなイメージとは裏腹に、彼にはある秘密があった…。
栗田精二:國村隼
「あかつか探偵事務所」のある下赤塚の中華料理店で働く無口な調理人。
ひょんなことでゴローとグレと出会い、ある意外な依頼を持ちかける。
まとめ
TBSの2017年7月期の金曜ドラマ枠での放送となるドラマです。
主演の瑛太さんは久々の連ドラ出演で、来年の大河ドラマ『西郷どん』に大久保利通役での出演が決定しています。
ちなみに、瑛太さんの祖母は西郷家の血を引いているそうです。
さて、原作の『ハロー張りネズミ』は、探偵ものではありますが、単なるミステリーではなく、とにかく様々な事件に巻き込まれることが特徴の作品です。
弘兼憲二さんの代表作『島耕作シリーズ』でもビジネスの世界における時事ネタなどが取り入れられるなどしていますが、それをビジネスの世界ではなく裏社会を舞台にしてみたらこういう感じなったという作品です。
とにかくストーリーのジャンルが毎回違っていて、人情モノの回もあれば、殺人ミステリー、超常現象、ホラー、国際犯罪、歴史ものなんてのもあります。
13年間も連載していたらそれくらいじゃないと持たなかったのかもしれませんが、ドラマでこれをやってしまうと面白くなるのか、それともまとまりがなさ過ぎてダメなのか、ちょっとしたチャレンジではないかと思います。
ちなみに、映画版の主演を務めたのは、今回、風かおるを演じる山口智子さんの夫で俳優の唐沢寿明さんでした。
もしかしてサプライズでどこかでゲスト出演されたりとかがあるかも、とちょっと期待しています。