作家コナン・ドイルが「緋色の研究」を発表した1887年から、今年でちょうど130周年を迎えます。
物語の主人公・名探偵シャーロック・ホームズ登場130周年記念し、NHKで特集番組や企画が行われています。
まずは6月24日(土)よる11時25分からNHK総合にて「乾杯シャーロック・ホームズ」が放送されます。
この番組は、世界一有名な名探偵・シャーロック・ホームズの魅力を「物語」「登場人物」「名言」という3つのキーワードで読み解いていくというものです。
案内役には、若手個性派俳優として注目されている満島真之介さん。
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そして、ナレーションには、アニメ『名探偵コナン』の灰原哀役の声優として知られる林原めぐみさんが担当されます。
これだけでも十分豪華な感じがしますが、それだけではありません。
ホームズの魅力に迫るナビゲーターとして、こちらの三名も登場します。
一人目は、「面白い物語を作るテクニックはホームズから学んだ」と語る三谷幸喜監督。
三谷幸喜監督は、シャーロックホームズが学生だったら、という設定で描いたNHK人形劇「シャーロックホームズ」の脚本も手掛けられていました。
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二人目は、「シャーロック・ホームズは脳科学の教科書だ」と語る脳科学者・茂木健一郎さん。
公式ブログで作者のコナン・ドイルについて、「スピリチュアルな信仰を持ちつつも、ホームズ作品はあくまで物質主義に基づく論理的な推理を託した」ということが実に興味深いという分析をされています。
三人目は、大ヒットを続ける漫画『名探偵コナン』の作者・青山剛昌さん。
漫画を読んだことがある方なら、青山さんのホームズへの愛が感じられたのではないでしょうか。
このような豪華キャストが送る番組、ファンでなくても十分楽しめるエンターテインメントになることは間違いないでしょう。
さらに、7月5日(水)夜22時からは「シリーズ深読み読書会 シャーロック・ホームズの最高傑作!? バスカヴィル家の犬」をNHKBSプレミアムで放送。
必読の作家・作品の魅力に迫る文学エンターテインメント番組が今回取り上げるのは、世界中で今も人気が高いシャーロック・ホームズ。シリーズ最高傑作と言われる「バスカヴィル家の犬」は、新たな手法を開拓した問題作だった!綾辻行人(作家)/有栖川有栖(作家)/島田雅彦(作家)/鈴木杏(女優)橋本麻里(美術ライター・永青文庫美術館副館長)など“文学探偵”たちが、“秘密の読書会”を開催して徹底分析。世紀の古典ミステリーに遠慮会釈なく切り込む!
また、7月8日(土)よる8時05分からは、「ホームズとワトソンのただならぬ夜」と題した番組を放送。
ホームズの観察力や推理力はどこがすごいのか、そしてワトソンが果たした意外な役割とは?
2人の活躍を読み解きながら、現代社会の悩み事まで解決してしまおうという異色のトークバラエティーを、満島真之介さんがナビゲートします。
また、『謎解きLIVE『CATSと蘇ったモリアーティ』 事件編が夜7時から、解決編が夜9時35分からと、続けて放送されます。
そのほか、海外ドラマ『SHERLOCKシーズン4』がよる10時00分~11時30分に放送と、7月8日(土)はまさに「ホームズの日」となります。
この機会にどっぷりとホームズの世界にはまってみるのはいかがでしょうか。