2017年7月20日(木)放送スタートのドラマ『黒革の手帖』のあらすじ、ネタバレ、原作、過去作、登場人物、出演キャスト、相関図、主題歌をレポートします。
松本清張の名作が、武井咲さんの主演で4度目の映像化ドラマ化されます。
番組概要
放送日時:2017年7月20日(木)夜10時スタート
脚本:羽原大介
監督:本橋圭太、 片山修
ゼネラルプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)
菊池誠(アズバーズ)
岡美鶴(アズバーズ)
制作協力:アズバーズ
制作著作:テレビ朝日
原作 松本清張『黒革の手帖』(新潮文庫刊)
松本清張による長編小説の中でも最も有名な作品と言っても過言ではない代表作です。
これまでに4回、テレビでドラマ化されています。
過去の映像化
テレビドラマ 1982年版 テレビ朝日
原口元子を山本陽子さん、安島富夫を田村正和さんが演じました。
1984年版 TBS
原口元子を大谷直子さん、安島富夫を潮哲也さんが演じました。
1996年版 テレビ朝日
原口元子を浅野ゆう子さん、安島富夫を美木良介さんが演じました。
2004年版 テレビ朝日
原口元子を米倉涼子さん、安島富夫を仲村トオルさんが演じました。
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出演キャスト
父の死後に母が背負った借金を相続。東林銀行世田谷北支店で派遣社員として真面目に働いているが、莫大な金を預けにくる顧客や違法な“借名口座”に金を預ける預金者たちと自分の人生を比較し、そのあまりの違いに現実を痛感する日々。借金返済のため、銀座のクラブ『燭台』でホステスとしても働いている。
ふたつの派遣業務をこなしながら、ついに親の借金を完済。そんな折、銀行でのある事件が発生し、それを契機に、これまで秘密裏に進めていた“ある計画”を実行に移すことを決意。そして銀座の一等地にクラブ『カルネ』をオープンさせる。
衆議院議員秘書。政治家になるという夢を実現させるため、国有地払い下げの窓口、進学・就職の斡旋、愛人との密会の手配、スキャンダルのもみ消しなどの“汚れ仕事”にも懸命に奔走し、現在の立場を築いた。女は利用するもの、と割り切っていたが元子との出会いでその価値観が崩れ始める。
元子とともに東林銀行世田谷北支店で派遣社員として勤務。派遣の仕事を失い、元子に誘われホステスになると、男を手玉に取って儲ける術を覚え、豹変。一気に人気ホステスへと成長し、やがて元子のライバルとなっていく。
元子が働く東林銀行世田谷北支店の次長。
牧野/和田正人
元子が通う銀座の美容室の“オネエ”店長。
料亭『梅村』の仲居。のちにホステスになる。
大手予備校『上星ゼミナール』の理事長。子息を医者にしたい親と大学病院の間で暗躍し、裏口入学で得た巨額の利益を借名口座に預金している。
元子が最初に夜の世界に足を踏み入れ、働いたクラブ『燭台』のママ。銀座のルールとモラルを守る古き良き昭和のホステス。
楢林クリニックの看護師長で院長である楢林の愛人。クリニックがまだ下町のイチ皮膚科だったときから楢林を支え、今の地位まで押し上げた影の立役者。院長を愛し、病院を愛し、ひたすら尽くしてきたが、ある時思いもかけぬ裏切りに遭い…?
楢林クリニック院長。コツコツ勉強して医者になり、コツコツ裏金を貯めて成り上がった。小さな皮膚科から市子と二人三脚で病院を大きくし、念願の新病院建設まであと一歩というところで転落が始まる。
政財界のフィクサー。安島の父親代わりの後援者。楢林の新病院建設予定地の口利き役でもある。
相関図
情報が入り次第更新します。
第一話あらすじ
東林銀行世田谷北支店で派遣社員として働く原口元子(武井咲)。莫大な金を預けにくる顧客や違法な“借名口座”に金を預ける預金者、そしてコネで入行してきた大口取引先の娘と自分の人生を比較し、そのあまりの違いに現実を痛感していた。
そんな日々を送りながら、昼は派遣社員、夜は銀座のクラブ『燭台』でホステスとして働く元子。すべては母親が遺した借金を返済するためだった。
容姿もよく、夜の世界の住人にしては純粋な雰囲気の元子は、ほどなくして上客である楢林クリニックの院長・楢林謙治(奥田瑛二)の目に止まる。ある日、『燭台』のママ・叡子(真矢ミキ)に連れられ、楢林とのゴルフに出かけた元子は、そこで大手予備校・上星ゼミナールの理事長・橋田常雄(高嶋政伸)と衆議院議員秘書の安島富夫(江口洋介)と出会う。まさかこの出会いが、この後の人生を大きく変えることになるとは、知る由もない一同だったが…?
そんな折、東林銀行で、ある事件が発生する。それを契機に元子はこれまで秘密裏に進めていた“ある計画”を実行に移すことを決意して…?
主題歌 福山雅治『聖域』
福山雅治さんの書き下ろしの新曲が主題歌です。
タイトル「聖域」は、自分の中の守るべき場所、あるいは自らが望むあるべき姿への憧れという意味を込めました。
幸せも不幸せも、豊かさも貧しさも、他人が決めるのではなく自分で決める。武井咲さん演じる主人公は、とても強く、とても繊細な孤高の人、というイメージで作詞をしました。と同時に、実際の武井咲さんがこんな女性だったら、という妄想も含めて。
まとめ
江口洋介さんと武井咲さんは『息もできない夏』以来、5年ぶりとなる共演だそうです。
ヒロインを演じた月9『貴族探偵』が期待ほどの視聴率を稼ぐことができなかったため、今回は巻き返したいところですね。