2016年1月からTBSで金曜夜22時よりスタートするドラマ『わたしを離さないで』に期待する声が多く上がっています!
世界的ベストセラー小説をドラマ化するということがその主な要因だと思われます。
それではどのような話なのか観てみましょう!
ネタバレがあるのでご注意ください!
原作
作者は日系イギリス人作家のカズオ・イシグロさん。2005年に発表され100万部を超えるベストセラーとなっています。
日本では2006年に土屋政雄さんによって翻訳されて発売されました。
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映画
キャリー・マリガン、アンドリュー・ガーフィールド、キーラ・ナイトレイが主演で2010年に映画化されました。
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舞台
演出・蜷川幸雄、多部未華子、三浦涼介、木村文乃が主演で、2014年に舞台化されました。
設定がイギリスから第二次世界大戦後の日本に置き換えられています。
あらすじ・ネタバレ
小説・映画は1990年代のイギリスを舞台にしており、舞台の方は戦後間もなくの日本、という設定に置き換えられていますが、それ以外はほぼ内容的には同じです。
ここでは映画版をベースにあらすじを説明します。
キャシー、ルース、トミーの3人は幼い頃から「ヘールシャム」という寄宿学校で育
ちます。その学校は世間と隔離された状態で運営されており、生徒たちは絵や詩の創作に励むことが最も大切なこととされるなど、様々な謎に包まれた学校でした。
なぜ生徒たちはそのような環境下で育てられているのか?その謎の答えは、生徒たち自身も知らない、ある特別な使命が与えられていたからだったのです。
その使命を知ったとき、キャシー、ルース、トミーは一体どうなってしまうのか?
ドラマキャスト
恭子(原作・キャシー)を演じるのは綾瀬はるかさん、土井友彦(原作・トミー)を演じるのは三浦春馬さん、酒井美和(原作・ルース)を演じるのは水川あさみさんです。
3人ともそれぞれこのドラマにのぞんでのコメントを発表されていますが、
綾瀬さんは「静かに穏やかに心に問いかけてくるのですが、受ける衝撃はとても強い」三浦さんは「原作を読み終えたとき、‘生きる事は常に欲求だ’と伝えられた気がしました」
水川さんは「台本を読んで、絶望に満ちた話でなかなか感情がザラつき心が重たくなります」
と、かなりハードな物語であることを匂わせつつ、内容のネタバレにならないよう、微妙な言い回しをしていますね。
ドラマは原作や映画、舞台とは違った内容が含まれてくるとは思いますが、おそらく話のキモとなる「彼らに与えられた使命」は同じだと思われます。
果たしてどのようなドラマとなるのか、楽しみですね。