NHK大河ドラマ『真田丸』の第7話【奪回】の感想・ネタバレ・見どころをご紹介します。
第7話 感想・見どころ
今回は何といっても草笛光子さん演じるとりが大活躍でした。
松の救出に続き、またしても人質の奪回に失敗してしまった堺雅人さん演じる信繁に対し、「信じる者に道は開ける」という名言を与えて元気づけます。
そして人質として木曽義昌に引き渡されて動揺する信繁らに対して、根拠のない安心感を与えたかと思えば、実は木曽義昌の恥ずかしい過去を知る存在として絶大な力を発揮。
人質の身ながら義昌にビンタをかまして信繁と長澤まさみさん演じるきりを解放させてしまった肝っ玉は圧巻でした。
また、長澤まさみさん演じるきりの、うるさくてめんどくさい女っぷりが面白いですね。
堺雅人さんはドラマ『リーガルハイ』で自分のアシスタントが新垣結衣さんでは納得できず「あぁ~あぁ~、長澤まさみだったらなぁ~!!」と愚痴っていた願いがかなったにもかかわらず、文句を言っちゃダメですよね!
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確かに、きりは「思ったことをそのまま口に出してしまう」し、やかましいので、いつも一緒にいると疲れてしまうでしょうが、いなくなってしまうとその存在の大きさに気づくタイプの女性です。
信繁がそのことに気づくのはまだ相当先のことですが、この恋が実るのかどうかも楽しみですね。
滝川一益という、大河ドラマの主人公にはなりえないであろう人物を2度も演じた俳優・段田安則さん。
いい人っぽさが表情からにじみ出ているんですよね。
三谷幸喜監督も滝川一益のイメージは「いい人」だったと言っていて、ただ「運がない人でもある」とも言っています。
そのイメージにはやはり段田安則さんがピッタリだということなんでしょうかね。
草刈正雄さん演じる昌幸に何度も騙されてしまいますが、インタビューで段田さんは、
「初の共演でしたがカッコ良かった。ご一緒できてよかったです」とコメント。
やっぱりいい人でしたね。