ドラマ『重版出来!』第7話のあらすじ・ネタバレです。
第7話は、ムロツヨシさん演じる沼田のストーリーです。
原作では第4巻に登場するお話ですね。
重版出来!(4)
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第7話 あらすじ・ネタバレ
御蔵山のアシスタントとして働き始めた中田伯はあまりなじめずにいた。
そんなとき中田のネームノートがなくなる。
中田は誰かがノートを隠したのだと言い張る。もしかしていじめか?とバイブス編集部でも心配する声が上がる。
御蔵山のスタジオでは沼田と中田がパース(遠近法)のことでもめてしまう。指示通りにパースを正しく取るように指摘する沼田に対して、そんなものにこだわらない自分のやり方のほうが迫力があっていいと主張する。
その後、沼田は一人で残業をすることになる。そこへ御蔵山がやってきて沼田に、
「中田君のネームノート、どこにあるの?」といきなり問いただす。
驚き焦る沼田だったが、なくなったネームノートを引き出しから取り出されて観念する。
「先生俺は、あいつを殺したい。あいつの才能が羨ましい、妬ましい、あいつになりたい」沼田はそれまで抑え込んでいた感情を吐露する。
そして御蔵山が沼田に告げた言葉が彼の胸にこだまする。
「一つだけ言っておく。作品を描くのは自分の心の中をのぞき続ける作業だ。どんなに醜くても情けなくても逃げずに戦わなきゃいけないんだ」
一方、中田は沼田が過去に新人賞をとった作品を読んで泣くほど共感する。
その姿をみた沼田にある心境の変化が。
今までの自分は、プロの漫画家になるという夢をあきらめることができず、それを周りに悟られないようにプロを目指している前向きな夢をもったアシスタントを演じていただけだと気づかされたのだった。
その結果、沼田は漫画家になることを完全にあきらめ、実家の酒屋を継ぐことを決意。
田舎に帰っていく沼田を中田が見送る。
「俺の分も頑張ってくれ」と言う沼田に対し、中田は「無理です。僕は僕です。他人にはなれません」と答えるのだった。
原作ではこのストーリーは、東江絹と大塚シュートのストーリーと並行して語られていたのですが、ドラマでは別々に分かれてしまいましたね。
逆に別のストーリーとして、かつて一世風靡をした天才漫画家・牛露田獏のストーリーが並行して語られるようです。
こちらはどのようなエンディングを迎えるのか楽しみですね。
展開予想としては、沼田が漫画家の道をあきらめる一方、牛露田獏は再び漫画家として再起を果たすことになるのではないでしょうか?