NHK大河ドラマ『真田丸』第23回【攻略】のあらすじ・詳細ネタバレをレポートします。
ついに始まった「北条攻め」真田の命運はいかに?
真田丸 後編
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秀吉から北条攻めの陣立てを任された石田三成。
三成は軍勢を二つに分ける。
一つは豊臣秀次が率いる本隊で、東海道から小田原城へ向かう。徳川家康はその補佐となる。
もう一つは上杉景勝と前田利家が率いる軍勢で、東山道から上野や武藏の北条方の城を落としていく作戦。
真田は徳川の与力だが、今回は地の利を考慮して上野を攻める上杉軍に同行することとなる。
天正十八年四月。秀次率いる本隊18万が小田原城を包囲。
その様子を丘の上から眺める信繁、三成、吉継。
家康は総大将を任せてもらえなかったことを嘆き、信繁に秀吉へそれとなく自分を信用して欲しいと伝えてもらうように話す。
自陣に諸将を集めた秀吉は、この小田原攻めを機に、伊達政宗をはじめとする敵対勢力を一掃するつもりだと伝える。
そして軍議のあと家康に、北条を滅ぼしたあかつきには関八州を全て家康に任せるつもりだと言う。
願ってもない申し出に驚く家康だったが、その一方で駿河と三河は取り上げると言われ愕然としてしまうのだった。
一方北条家では、氏直が開戦か降伏かを家臣たちと議論を繰り返していた。
氏政はそれに加わらず、まったく戦のことを考えていない様子に見えた。
しかし、内心は秀吉の軍勢を恐れていて、伊達がきっと援軍を出してくれると期待しているのだった。
秀吉は余裕綽々で千利休や茶々らと過ごしていた。
信繁も茶々の買い物に付き合い、利休が京から運ばせたという珍しい品々を見物することに。
そこで茶々が選んだ扇子を一本もらい受ける。
この扇子がのちに大きな疑惑の証拠となるのだが・・・。
上杉の軍が北条の城を次々と落としていく中、信幸が指揮する忍城攻略は停滞していた。
そのことにいら立つ三成を吉継が冷静になるよう諭す。
6月に入り、ついに伊達政宗が真っ白な死に装束を纏って秀吉の陣にやってくる。
政宗は巧みな演出で秀吉に降伏の意を伝えた。
伊達が降伏したことで小田原城を一気に攻め落とそうとする秀吉。
それに対して吉継、家康らは、北条方の他の城を落としてしまえば小田原城は開城されるはず、と全面抗争を避けたい考え。
そこで攻めあぐねている忍城を三成が直接指揮して攻め落とすことになった。
頼みの綱だった伊達の降伏を知った氏政は、切腹してでも降伏しないと言い張ったが、江雪斎の説得により渋々降伏を了承する。
降伏は了承した氏政だったが、その条件として本領の安堵や上杉家と同等の地位などを要求。
腹を立てた秀吉はこれを一蹴してしまう。
家康や吉継は、氏政を殺してしまうのはどこか忍びない様子だった。
忍城攻略を始めた三成は、四日もあれば水攻めで忍城を落としてみせると信幸らに宣言する。
氏政を死なせたくない家康と吉継は、信繁を密かに小田原城へ侵入させ、氏政を説得してくるように命じる。
重大な役目を与えられて、買いかぶり過ぎだとうろたえる信繁。
結局、佐助とともに小田原城へ。
小田原城で江雪斎と再会した信繁は、しがらみのない信繁の言葉こそ、今の氏政には響くはずだと助言される。
そこへ、降伏に反対する北条家の家臣が襲い掛かってくる。
佐助の力を借りて逃げる信繁だったが、何者かに捕まり万事休す!
そう思われたが、なんとその相手は行方不明となっていた松の夫・小山田茂誠だった!
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