ドラマ『家売るオンナ』に出演するキャストをご紹介します。
今回ご紹介するのは、必要最低限のものしか持たない「ミニマリスト男」保坂博人を演じる中野裕太さんです。
中野裕太さん、以前はドラマだけでなくバラエティにも頻繁に出演されていたのですが、あるときからパタリと見なくなりましたね。
どのような方なのか調べてみました。
保坂博人役 中野裕太(なかの ゆうた)
生年月日:1985年10月9日 30歳
出身地:福岡県
血液型:AB型
所属事務所:レプロエンターテインメント
中野裕太さんは、181cmというスラリとした体形を活かして、大学時代からモデルとして芸能界入り。
『仮面ライダーキバ』糸矢僚/スパイダーファンガイア役で俳優デビューされました。
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大学は早稲田大学第一文学部で、過去にアメリカとイタリアに留学していたこともあります。
その当時に身に着けた語学力がデビュー当初は注目され、英語、イタリア語、スペイン語、フランス語、そして日本語の「5か国語」を話すことができる「天才若手俳優」として紹介されていました。
その肩書が予想以上にテレビ受けし、俳優業よりもバラエティ番組に引っ張りだこ状態となります。
『熱血平成教育学院』のパネラーや、『おはよう朝日です』のコメンテーターとして出演が続き、俳優としてもドラマ『リッチマン、プアウーマン』に出演するなどされていました。
しかしこの「天才キャラ」は、本来の中野さんのキャラとは少し違っていました。
中野さんの天才的なところは、どちらかというと芸術家っぽい意味での天才で、東大卒とか弁護士とかの頭の良さ的な天才とはちがっていたようです。
それがちゃんと理解されないまま、5か国語が話せる=頭が良いというところだけがクローズアップされてイメージが先行してしまい、クイズ番組や情報番組でのコメントがそれに反して庶民的過ぎて全然天才っぽくなかったことで、経歴詐称、虚偽、虚言といった悪いイメージを持たれてしまったようです。
さらに、当時のウィキペディアには中野さんの経歴が相当誇張されて書かれていたところがあり、それを信じてしまった人たちが騙されたと思い、さらに悪評がたってしまったようです。
非常に残念なことが重なってしまったようですが、その後の中野さんはバラエティ番組から呼ばれることは減ってしまったものの、俳優としては映画で主演を務めるなど着実に経験を積み、2015年からドラマへの出演も増えてきています。
今回のドラマでは、かつての「天才」役ではなく、一風変わった「ミニマリスト男」役。
本来の中野さんのイメージの役どころだと思われるので、どのような演技を見せてくれるのか注目です。