ドラマ『エンジェル・ハート』の初回放送を観ての感想・ネタバレ・見どころをレポートしたいと思います。
第一話は、香とリョウの結婚式間近に起こる事件からスタートし、香の事故死、香瑩とリョウの出会いまででした。
最初に香がまだ生きている頃の話を持ってきたのは、おそらく初めて「エンジェル・ハート」を見る人にも分かりやすく内容を説明するためでしょうね。
その中でリョウと香がヤクザの相手をするため、プロレスリングに乗り込むシーンがありましたが、ゴングを鳴らすためのハンマーを香が武器として使ってました。
100トンハンマーはさすがに使えなかったんでしょうけど、この辺りはファンサービス的な演出で良かったです。
それ以外にもファンサービス的演出が沢山ありました。
例えば、リョウが運転する赤いミニクーパー。
これは原作でもリョウの愛車として登場しているのですが、ナンバープレートに秘密が。
「1985」は「シティーハンター」の連載開始年です。
また「Cat's eye」の入口に小さなハンマーが飾ってあるのが分かりましたか?
「100トンハンマー」ならぬ「100円ハンマー貯金箱」が置いてありました。
他にもちょっとした小道具などにも原作との連動での仕掛けがされていて、色々さがしながら観てみるのも楽しいと思います。
メインキャストの方々の役柄との連動が良かったですね。
冴羽リョウを演じた主演の上川隆也さんは、この役のためにかなり肉体改造をしたそうで、服の上からでも胸板が厚いのがわかったし、立ち姿も原作のリョウのスタイルにかなり似せようとしているのがわかりました。
第一話はシリアスシーンが多かったので、上川さんのイメージとも近く余計にマッチしているように見えたのですが、今後はリョウのスケベなところなんかも出てきてほしいと思いますが、その辺を上手く演じてくれるかどうか、期待していきたいところです。
海坊主(ファルコン)を演じたブラザー・トムさんは、予想以上のシンクロ率で驚きました!上背もあるし、結構ガタイがいいんですね。眉毛も頭も剃ってグラサンで色黒、白い歯を見せて「ニカッ!」と笑うシーンなんかはそっくりでした。
島津冴子を演じた高島礼子さんも、イメージそのまま。さすがに派手なミニスカートではなかったですけど、冴子のビジュアルはそっくりだったと思います。
共演者たちの間では、どれだけ原作に似せていくのか、逆にドラマ版らしさをどこで出していくのか、を話し合ったりしているそうなので、どんな演技になっていくのか、今後に期待ですね。
次回の第二話も非常に楽しみです!