ドラマ『ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』×『そして、誰もいなくなった』
波瑠さん演じる藤堂比奈子と、藤原竜也さん演じる藤堂新一による「藤堂」視聴率対決をレポートします!
今回は折り返しとなる第5話。
ここまでは波瑠さん演じる藤堂比奈子が3連勝と勝ち越していますが、第5話はどうでしょうか。
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まずは『ON異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』第5話。
原作『ON猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子』のストーリーがついに完結となった第5話では、林遣都さん演じる中島先生が務めるクリニックの院長・早坂が、一連の猟奇殺人犯の不可解な自殺を操っていたことが判明。
それを知らずに協力していた中島が、その報復と、自身が5年前に遭遇してトラウマとなっている女子高生殺人事件との決別のため、早坂を犯人に殺害させ、犯人も自殺に追い込みます。
そして藤堂比奈子の目の前で自殺しようとしたところを東海林先輩に阻止され、犯人殺害を自白して逮捕されるというストーリーでした。
主要キャストである中島が逮捕されるという、内容的には前半戦のクライマックスとして見応えがあったと思いますが、リオオリンピックの影響をもろにうけてしまったため、視聴率は6.6%と、ここまでの最低を記録してしまいました。
第3話で一度下がった視聴率を第4話で盛り返しただけに、再び下げてしまったのは残念ですね。
一方、『そして、誰もいなくなった』の第5話。
こちらも前半戦が終わって第2章に入る一つの区切りとしてのストーリーが展開されました。
第1話のエンディングで登場していた、藤堂新一が犯人に屋上でライフル銃で狙われるシーン「終わりの日」につながるストーリーで、ここまで素性が謎だった3人、馬場、沙保里、日下が、新一と同じくパーソナルナンバーを持たないことで犯人に脅されているもの同士だということが判明。
第6話以降では彼らとチームを組んで活動していく第2章に突入することが発表されました。
こちらはオリンピックの影響は比較的軽微だと思われ、視聴率の伸びも期待されましたが、結果は現状キープといえる6.1%どまりでした。
新一がいきなり拉致されて白い部屋に閉じ込められたり、犯人の脅しのネタに使われた日下の言動が明らかに不可解で、真犯人もしくは犯人の仲間ではないかと思われるような、ちょっと内容的にチープな感じがしてしまったのは私だけでしょうか。
その点が視聴率が伸びなかった要因ではないかと考えます。
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いずれにしてもこれで第5話の藤堂対決も藤堂比奈子に軍配が上がりました。
しかしながら8月はオリンピックが続くので、ここでなんとか『そし誰』としては追い上げを見せたいところではないかと思います。
ポイントとしては、どちらも5話までと6話以降でストーリーがガラッと変わってくるようなので、新しいキャストが登場して盛り上げてくれることを期待したいと思います。
特に『そし誰』は、何人か主要キャストが死亡してしまっているので、そこを補えるかどうかにかかっているのではないでしょうか?