ドラマ『夏目漱石の妻』第1話の視聴率は、10.1%でした!
夏ドラマと秋ドラマの間にあたる9月に放送される連続ドラマは注目度が低いのであまり視聴率も伸びないものだと思いますが、
テレビドラマ不況の中にあっても10%を超えてきたのは凄いことだと思います。
ネットに出ているビデオリサーチの調査結果だと、視聴者の年齢まではわかりませんが、どうやらかなりの年配層が見ているのではないかと推測されます。
2016年は夏目漱石没後100周年にあたる年なので、夏目漱石に注目があつまっているということもあると思いますが、若い世代にはあまり馴染みのない作家です。
私も子どもの頃に、学校の教科書でその作品を読んだり、漱石自身について学んだ程度で、娯楽の対象として読んだことはありませんでした。
おそらく、今回の視聴率を支えているのは、若い頃に夏目漱石の作品に数多く触れ、親しみを感じていた人が、昔を懐かしむ感覚と、これまで知ることのなかった漱石のプライベートの部分が描かれているということで興味を持って視聴したということではないでしょうか。
これは近年の朝ドラ高視聴率を支えている層と同じなのかなと思います。
また、長谷川博己さん、尾野真千子さんの演技もこの層に拒否反応がない俳優、女優さんなのでキャスティングも良かったのだと思います。
全4回で終了となりますが、10月8日の最終回が、民放のドラマ『ラストコップ』の第1話とかぶることになるので、ここで視聴率が多少落ちるかもしれませんね。
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