ドラマ『夏目漱石の妻』最終回の視聴率は、9.0%でした!
これで第1話から最終回までの平均視聴率も、9.15%と、まずまずの高視聴率となりました。
最終回では、『抗夫』のモデルとなった荒井伴男と山田房子がその後どうなったのか、そして金之助が「理想の女性とさえ思ったこともあった」とまで言った大塚楠緒子の登場、金之助が生死の境で苦しんだ「修善寺の大患」などなど、ここまでの3回の中で一番濃い内容となっていました。
結局、金之助は最後まではっきりと妻・鏡子に対して愛情を言葉で表現することはありませんでした。
それでも最後は、坊ちゃんに登場する清が、金之助の理想の女性だと推測したうえで「あれ私でしょ」という鏡子に対して、「そういうことにしておこう」と言ったのは、金之助なりの最大限の愛情表現だったんでしょうね。
「たたかう夫婦」というタイトルどおり、ぶつかり合い、競い合い、丸で戦争をしているような夫婦でした。
夫婦というより、もはや戦友という感じだということでしょうね。
放送中から、尾野真千子さん、長谷川博己さんの演技にも勝算の声が多く聞こえていました。
毎回、心を打つような真に迫る見どころとなるシーンがあり、思わずもらい泣きした、という人も多かったのではないでしょうか。
それくらい、見入ってしまう二人の演技と、ストーリーだったと思います。
視聴者ターゲットは年配層でニッチなところだったと思いますが、9.15%の視聴率と言うことは、ターゲット層にはかなりヒットした作品だと言えるでしょう。
長谷川博己さんと尾野真千子さんの二人を固定で、別の偉人の夫婦を題材にしたドラマも観てみたいような気がしました。
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