2017年1月8日(日)スタートのNHK大河ドラマ『おんな城主直虎』に、俳優のムロツヨシさんが出演されます。
ムロツヨシさんが演じるのは、あばら屋に住む無一文の男。のちに瀬戸方久と名乗り豪商へとのし上がる人物です。
瀬戸方久は、井伊直虎が今川氏真から迫られた徳政令を乗り切るため、資金面から手助けをしたことで知られています。
ドラマではおそらくこの徳政令はハイライトの一つとなるので、そこに深く関わることになるムロツヨシさんは重要な役を貰ったと言えそうです。
そんなムロツヨシさんのこれまでの経歴や本名など調べてみました。
瀬戸方久・・・ムロツヨシ
プロフィール
生年月日:1976年1月23日 40歳
出身地:神奈川県
血液型:O型
所属事務所:ASH&Dコーポレーション
ムロツヨシ公式ホームページ
公式ブログ:ムロツヨシの式
ムロツヨシさんといえば、福田雄一監督の作品に多数出演されている俳優で、代表作としては『勇者ヨシヒコ』のメレブ役があげられ、この役をきっかけにブレイクしました。
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その後は朝ドラ『ごちそうさん』
『ナポレオンの村』
『重版出来!』などにレギュラー出演。
いずれも個性的なキャラクターで印象に残ります。
また、『新解釈・日本史』では連ドラ初主演を果たしています。
そんなムロツヨシさんは、段田安則さんに憧れて役者の道を選んだそうで、東京理科大学という難関大学をわずか3週間で中退して舞台俳優となられたそうです。
その後、なんのツテもない状態から「踊る大捜査線シリーズ」の本広克之監督に取り入って映画『サマータイムマシン・ブルース』への出演を勝ち取ります。
この時のエピソードとしてムロツヨシさんは、本広監督に何とかして自分を覚えてもらおうと、会話の冒頭すべてに「ムロツヨシ」という自分の名前をつけて会話をしたそうです。
これが本広監督の心を動かし、映画『交渉人 真下正義』に出演しただけでなく、その後の「踊る大捜査線シリーズ」への出演までこぎつけました。
さてこの「ムロツヨシ」という名前ですが、どうやら芸名のようです。
本名は公表されていませんが、かなり特殊な名字だそうです。
なぜ公表しないのか。その理由をムロツヨシさんは『徹子の部屋』に出演された際に「母親に気を遣っているから」と語っています。
実はムロツヨシさんはご両親が小さい頃に離婚されており、母は別の男性と新しい家庭を持っているそうなんです。
そのため、別れた旦那の息子が役者になったとなると「目障りだろうな」と思って自分と知られないよう芸名を名乗ることにしたんだとか。
なんという気遣い!でもすごく悲しい気遣いですよね。
両親の離婚後、父も別の伴侶を見つけて出ていってしまったため、残されたムロさんと姉は親戚や祖父母のもとで育ったそうです。
それだけでもかなり辛い経験ですがさらに数年後、出て行ったはずの父が新しい母と異母兄弟を連れて、ムロさんが祖父母と暮らすアパートの隣で生活を始めたんだとか。
何ともすごい状況ですね。
さて、そんな中で育ったムロツヨシさんですが、友達には恵まれていたそうで、役者として食べていけない時には沢山お金をかりていたそうです。
また、「踊る大捜査線」で知り合った小泉孝太郎さんとは親友と呼べるくらいの仲良しらしく、数年前からはお正月を小泉家で一緒に過ごしているんだとか。
当然、弟で衆議院議員の小泉進次郎さんや、元首相の小泉純一郎さんとも親しく、まさかのお年玉までもらっていることをテレビのトーク番組で明かしていました。
ムロツヨシさんの意外な交友関係はこれだけにとどまらず、「MJ」こと嵐の松本潤さんとも仲が良く、『嵐にしやがれ』で「カッコイイ男対決」を繰り広げたことでも有名です。
その際、対決に敗れた罰ゲームとしてムロツヨシさんの事務所の宣材写真が変更になり、それを見ようとアクセスする人が集中してしまいサーバーがダウンしてしまうという事態に発展してしまいました。
小泉孝太郎さんといい、MJ松本潤さんといい、これらのエピソードは年下から慕われている俳優という絶好の好感度アップネタになっていますね。
さて、そんなムロツヨシさんは2017年1月14日(土)夜9時スタートのドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』に、福田雄一監督とのゴールデンコンビで出演。
お調子者の刑事・小池役を熱演しています。
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『おんな城主直虎』では演技派俳優として。
そして『スーパーサラリーマン左江内氏』では喜劇役者として、それぞれ別の顔を見せてくれるムロツヨシさんの活躍に注目です!
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