2017年4月スタートの月9ドラマ『貴族探偵』のあらすじ、原作、ネタバレ、キャスト、相関図、主題歌をレポートします!
「月9」として30周年を迎えるという今回、ラブストーリーではなくミステリーをもってきましたね。
過去に月9でミステリーとしてヒットした作品は福山雅治さん主演のドラマ『ガリレオ』です。
嵐の相葉雅紀さんが主演であることを筆頭に、仲間由紀恵さん、中山美穂さんと言うかつての視聴率女王や、武井咲さん、滝藤賢一さんなど、ここ最近では見られなかった超豪華布陣です。
月9復活にかける意気込みが伝わってきますね。
番組概要
「貴族探偵」
放送日時:4月スタート 毎週月曜夜9:00-9:54
放送局:フジテレビ系で放送
原作:麻耶雄嵩「貴族探偵」「貴族探偵対女探偵」(集英社文庫)
脚本:黒岩勉
プロデューサー:羽鳥健一、西坂瑞城
演出:中江功、金井紘、相沢秀幸
原作:麻耶雄嵩「貴族探偵」「貴族探偵対女探偵」
原作は麻耶雄嵩さんによる本格推理小説『貴族探偵』と続編の『貴族探偵対女探偵』(いずれも集英社文庫刊)
麻耶雄嵩さんは1991年にデビュー以来、斬新で挑戦的な作風に中毒的なファンも多く、推理小説界の俊才として最も注目を集めている小説家の一人です。
『貴族探偵』シリーズは、そんな麻耶さんの代表作の一つ。異様な殺人事件の裏にあるトリックを破るべき主人公が、まさか一切の推理をしないという、推理小説の既成概念を打ち砕く前代未聞の物語として、シリーズ2作の合計発行部数は13万部を超えています。
『貴族探偵対女探偵』は、2014年度「本格ミステリ・ベスト10」で1位を獲得しています。
ドラマは基本的に一話完結で、原作の緻密な構造と大胆なトリック、華麗な謎解き部分は忠実に映像化されるそうで、そこにドラマオリジナルの要素を付加したものとなるようです。
原作のファンにとっては期待と不安の両方が募っているのではないでしょうか?
あらすじ
本名、年齢、家族、学歴、住所、個人情報が一切不明で、自らを貴族と名乗る青年。
趣味は推理で、事件に遭遇しては国家権力を使って警察の上層部に働きかけ、現場で勝手に捜査をする。
それだけでも刑事たちにとってはたまったもんじゃないが、なんと捜査、推理をするのは貴族ではなく彼を取り巻く召使いたちなのだ。
「推理などという雑事は、使用人に任せておけばいいんですよ」と言い放ち、自分は事件関係者の女性との談笑に興じている。
事件を解決するのは貴族へ絶対的な忠誠心を持つという執事・山本、整理整頓が得意なメイド・田中、運転手兼ボディーガードの佐藤という3人。
そんな貴族たちとなぜかよく同じ事件に居合わせ、対立する探偵の高徳愛香。
事件現場で貴族に振り回される刑事・鼻形雷雨。
彼らは貴族よりも先に謎を解こうと現場を奔走し、推理を積み重ねていく!
果たして貴族とは一体何者なのか?
出演キャスト
主人公・貴族探偵役・・・相葉雅紀
月9ドラマへの出演は2年ぶりとなる相葉雅紀さん。これまでに『三毛猫ホームズ』など本格ミステリーへの主演はありましたが、探偵役というのが今回が初めて。しかも今回は自分では推理をしない「貴族探偵」という変わった役どころ。
『IQ246華麗なる事件簿』で貴族の探偵を演じた織田裕二さんが、特徴的な喋り方で話題となりましたが、同じく貴族ということで、相葉雅紀さんはどのような役作りを見せてくれるのか楽しみですね。
相葉さんのコメント
「2年ぶりに、また月曜夜9時に出演させていただくことになり、とても光栄です。今回の僕の役どころは、“貴族”で“探偵”。これまで演じたことのないタイプの役どころですが、この“攻めた”役を楽しめたらと思います!また、僕の演じる貴族の使用人たちは、本当に素晴らしい役者の方々ばかりなので、緊張しますが、今回ば「りは存分に“命令”をさせていただこうかと思います(笑)。月曜夜9時、ぜひ家族そろってご覧ください!」
新米探偵・高徳愛香役・・・武井咲
貴族探偵と対立する女探偵・愛香を演じる武井咲さん。
武井さんと言えば『せいせいするほど愛してる』での不倫から、『忠臣蔵の恋』で時代劇ヒロインを演じるなど、振れ幅の大きい役が続いていました。
今回は 月9出演は実に4年ぶりで、探偵役は初ということなので、どのような演技を見せてくれるのか楽しみですね。
武井咲さんコメント
「本格的なミステリーに加えて貴族探偵という謎の人物。すべてがミステリーになっていて読み応えのある台本でした。そして、その貴族探偵にぶつかっていく女探偵を演じますが、視聴者の方と一緒に推理していく真っ直ぐな彼女と、今まで探偵ものはなかったので役と重ねてわたし自身も、初共演させていただく、貴族探偵を演じる相葉さんに思いっきりぶつかっていきたいと思っています。事件を一緒に推理していく、生瀬さん演じる鼻形さんとのやりとりも、ぜひ楽しみにしていただきたいです。物語はもちろん、人間模様にもミステリーが隠されているのでご期待ください」
刑事・鼻形雷雨役・・・生瀬勝久
原作には登場しないドラマオリジナルの刑事・鼻形雷雨を演じる生瀬さん。
生瀬さんの刑事役と言えば、『TRICK』シリーズの警部補・矢部謙三がメジャーですが、あの強烈なキャラクターを超える当たり役となるか?
もしかするとこのドラマの成否を分けるのは生瀬さんの役作りにかかっているかもしれませんね!
生瀬勝久さんコメント
「お仕事のお話をいただいた時は、率直に光栄に思いました。そして共演者の方々を知り、楽しみに変わりました。ほとんどの方が旧知の方だったからです。しかも魅力的な方々ばかり。これは、現場に心地好い緊張感があふれるな、気合いを入れなければと気を引き締めました。相葉君とはバラエティーではご一緒したことがありますが、ドラマではほとんど初めてなので、とても楽しみです。武井さんは以前、ドラマでご一緒した時とはまた違った役どころですし、久しぶりの共演でワクワクしております。今持っている全ての力を全て出しきるつもりです」
愛香の師匠・喜多見切子役・・・井川遥
愛香が「師匠」と仰ぐ女探偵・喜多見切子を演じるのは井川遥さん。
2016年はドラマ『スニッファー嗅覚捜査官』で美人女医を演じ、母親となってもその美貌に衰えがないことで絶賛されていました。
原作では愛香の師匠は男性ですが設定変更されていますね。愛香に探偵の基礎を教えたのち、貴族探偵との推理対決に敗れて謎の死を遂げたという設定のようです。ストーリーのカギを握る人物となりそうですね。
井川遥さんコメント
「とても久しぶりの月9。お話をいただいて楽しいことが生まれそうな印象を受けました。相葉雅紀さん演じる、趣味が探偵という一風変わった男とは対立してきた間柄、今後どのようになっていくのか…また武井さん、生瀬さん、滝藤さん、中山さんと初共演の方が多いのも楽しみのひとつです。仲間さんとは映画『大奥』以来。松重さんだけはもう何度目でしょうか。そして武井さんとは師弟関係であり、でもどこか母なのか姉なのか…という愛情深い部分がコメディの中にふっと垣間見れたらいいなと思います。十数年ぶりの中江功さんの演出作品になりますが、いい緊張感で飛び込めたらと思っています。自由で大胆な切子を楽しみたいと思います。ぜひご覧ください」
運転手・佐藤役・・・滝藤賢一
貴族に使える召使いの一人、運転手の佐藤を演じるのは滝藤さん。
名脇役、カメレオン俳優として今や多数のドラマに出演をされている滝藤賢一さん。ドラマ『大貧乏』は記録的な低視聴率に苦しみましたが、初の月9出演で視聴率回復に寄与できるでしょうか。
役どころとなる佐藤は、運転手兼ボディーガードということなので、『IQ246』でいうところのディーン・フジオカさんが演じた賢正ということになります。
うん、比較するのは辞めておきましょう。
滝藤賢一さんコメント
「役者という道を歩み20年。この瞬間を夢見ておりました…初めての、月9…フフ。役者ならば誰もが憧れるステージ、月9…フフ。40歳という節目の年、ついに、月9デビュー…フフ。ああ、なんていい響きなのでしょう…“僕もとうとうここまで来たか”と自画自賛、気付けばニヤけている毎日です。感慨深い思いと同時に気合いも十分!テレビに映る相葉雅紀さんを研究、イメージを膨らまし、徐々に役作りを始めておりますが、どんどん相葉さんへの思いが…。フフ。貴族役である相葉さんの運転手としてお仕えさせていただくのが今から楽しみでなりません。ステキな共演者、スタッフの皆様に助けていただきながら、しっかり自分の責任を果たせるよう頑張ります!」
メイド・田中役・・・中山美穂
月9史上最多となる7回の主演を誇る中山美穂さん。
今回は控えめな性格で整理整頓が大好き、紅茶をいれさせたら右に出る者はいないと貴族が賞賛するメイドの田中を演じます。
メイドなのでもちろん衣装はメイド服だそうなので、往年のファンにとっては毎回コスプレが見られるということで期待大ですね。
中山美穂さんコメント
「まさかのメイドの役を演じることになるなんて、今まで想像したこともありませんでした。これは私にとって素晴らしいサプライズです。相葉さんはじめ、魅力あふれるキャストの方々との共演、『眠れる森』の時の中江監督の演出、全てが楽しみです」
執事・山本役・・・松重豊
強面のバイプレイヤーとして知られる松重豊さんが、慇懃かつ冷静沈着な執事として登場します。
個人的にはちょっとこの役には年をとりすぎかな、と思いますがどうなんでしょうね。
松重豊さんコメント
「一度、執事の洋服を着てみたかったです」
???謎 ・・・仲間由紀恵
これまでに数多くの大ヒットドラマに出演してきた仲間由紀恵さん。
今回は出演は発表されているものの、どんな役どころなのかは全くの謎で、放送開始後もどうやら詳しい設定などは発表されず、どこで出ていたのか視聴者自身の目で確かめてもらうという、まさに “謎”という役どころを演じられるようです。
これはおそらく、タイムシフトでの視聴が増えつつある中で、リアルタイムでの視聴を促すための策だと考えられます。
放送中に視聴者がツイッターなどのSNSで仲間由紀恵さん探しで盛り上がるのか、注目ですね。
相関図
情報入り次第更新します。
主題歌
情報が入り次第更新します。