2月19日(日)放送のドラマ『視覚探偵・日暮旅人』第5話のあらすじ、ネタバレ、ゲストキャスト、原作との違い、比較をレポートします。
第5話 あらすじ
事件現場で古株の刑事・白石(吹越満)を見た旅人(松坂桃李)は、白石こそが20年前に自分を誘拐、監禁した犯人の一人であったことに気づくのだった。一方の白石は、売人のヒカル・レイこと川村(三浦貴大)が使用していたドラッグが、20年前のごく短い期間だけ出回った特殊なドラッグ『ロスト』だと知り、なぜか激しく狼狽していた。かつてロストが出回った時期は、旅人が監禁されていた時期と重なっていた……。
そんな中、旅人の主治医・榎木(北大路欣也)が、耳の聞こえない女性・静香(三吉彩花)のために、彼女がファンだというジャズミュージシャン・犬飼啓(吉田栄作)の行方を探してほしいと依頼する。犬飼は少し前から行方不明なのだと言う。早速犬飼を探す雪路(濱田岳)と亀吉(上田竜也)は、麻薬取引の元締め・リッチー(北村有起哉)から、犬飼がドラッグの売人で警察からも追われていることを知らされる。目を大切にしたいことを理由に今回の依頼を雪路たちに任せると言っていた旅人は、犬飼がリッチー絡みの売人だと聞いた途端、なぜか捜査に参加すると言い出すのだった。
犬飼の住処で見つけた静香のファンレターに“強い悲しみの感情”を視た旅人は静香に会い、耳が聞こえなくても犬飼の音楽が不思議と伝わったこと、しかしある時から演奏から何も伝わらなくなったことを聞かされる。捜索が難航する中、ライブハウスに貼ってあった犬飼のサインからただならぬ感情の模様を視た旅人は、飲食店の壁に書かれた謎の音符の落書きにも奇妙な共通点を見つけ、単身犬飼に近づいていく……。
その頃、増子(シシド・カフカ)たちが集めた『ロスト』に関する資料をこっそり漁っていた白石は、20年前に監禁し死んだと思っていた子供が旅人であることに気づき、旅人の計画の前に立ちはだかろうとしていた……!!
ゲストキャスト
耳の聞こえない女性・静香・・・三吉彩花
トレードマークだったロングヘアをばっさりと切ってショートカットになった三吉彩花さん。
ドラマ『エンジェルハート』シャンイン役で原作漫画の作者・北条司さんから、シャンインそっくり!とお墨付きをもらったことで話題となりました。
サイボーグともあだ名されるそのスタイルの良さは相変わらず。10頭身くらいに見えますね。
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ジャズミュージシャン・犬飼啓・・・吉田栄作
仮面夫婦と噂され続けていた平子理沙さんと2015年に離婚した吉田栄作さん。
モデル出身の俳優のさきがけとして知られる元祖モデル俳優ですが、紅白にも2回連続で出場されており、いまだにライブ活動は継続されているミュージシャンでもあります。
今回の役どころはジャズミュージシャンということなので、どうなんでしょうね?
麻薬取引の元締め・リッチー・・・北村有起哉
俳優の故・北村和夫さんを父に持つ北村有起哉さん。映画『カンゾー先生』でデビュー後、主に舞台俳優として活躍されていましたが、2007年ごろからテレビドラマにも多数出演。
ドラマ『怪盗山猫』では、武装集団ウロボロスのボス・藤堂健一郎役で出演されていました。
原作との違い・比較
さて、ドラマの第5話は、原作『日暮旅人の忘れ物』に収録されている「隣の静寂」が元になっているオリジナルストーリーのようです。
犬飼啓という名前になっていますが、原作では哲です。
もしかすると単なるご表記かも?
おそらく、前半は「白」旅人が事件を解決。静香と犬飼の心温まるエピソードが展開されるのでしょう。
そして後半は「黒」旅人が本格始動。自分を誘拐・監禁した相手・白石刑事への復讐計画を進めていくんだと思われます。
原作ではこの後、再び誘拐事件が発生するのですが、起こるとすればそれはまた次回以降になるでしょうね。
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