3月12日(日)放送のドラマ『A LIFE(アライフ)愛しき人』第9話あらすじ、ネタバレ、予告動画、展開予想、8話感想&考察をレポートします。
第9話 あらすじ
深冬(竹内結子)の脳腫瘍が出血し、沖田(木村拓哉)はもっと早く手術方法を見つけていれば、と悔やむ。
そんなとき、壮大(浅野忠信)に現職大臣のオペの相談が持ちかけられる。難しいオペを日本初となるアプローチで行うことを決めた壮大は、大臣のオペが成功したら自分が深冬のオペをする、と沖田に宣言。
このプレッシャーに打ち勝てれば、愛する妻のオペをすることが出来るというのだ。その真意を問う沖田に、壮大は「俺はお前とは違う」と言い放つが…。
最終章に突入!
ということで、第9話は15分の拡大だそうです。
視聴率も14%くらいを維持しているので、これは好調と言えますね。
さて、ここへ来て壮大が自分で深冬の手術をすると言い出しました。
これは本当に深冬を助ける自信があるからなのか、それともどうせ失敗する可能性が高いなら自分でけりをつけたいというだけなのか。
これまでの流れからするとどちらかというと後者の感じですが、第9話で現職大臣のオペを担当することを決めたということなので、ここで弾みがつけば自身が持てるということなんでしょうね。
第8話で、学生時代の野球の試合で、壮大のリリーフをした沖田が炎上して負けたという話が出てきました。
壮大はこれを沖田の弱さを示すエピソードとして語りましたが、これは逆に壮大が目の前のことから逃げ出す癖が当時からあったということを示すエピソードでもあったと思います。
沖田はピンチでの登板に怯える気持ちに打ち勝ってマウンドに上がったんです。
結果として負けてしまったかもしれませんが、自分としっかりと向き合おうとする気持ちはあったということですよね。
一方、痛みがあったとはいえ監督に言われるがままマウンドを降りた壮大は、自分と向き合うことから逃げてしまったと言えます。
今回、壮大は一旦は投げ出してしまった深冬のオペをやると言い出したところは、この当時の後悔があるからでしょう。
しかし、本当に自分としっかりと向き合ったうえで出した結論なのでしょうか?
やはりどうにもそういう感覚ではなく、沖田という他人に深冬を任せるくらいなら自分が、、、という気持ちがほとんどのように思えてなりません。
いくらオペの技術やプレッシャーに打ち勝つ強さを身につけてたようでも、自分と向き合えなければならないように思います。
果たして深冬のオペを担当するのは壮大なのか、沖田なのか。
最後の最後まで読めない展開が続きますね。
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