3月18日（土）放送のドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』第10話最終回のあらすじ、ネタバレ、ゲストキャストをレポートします。
第10話 あらすじ
しぶしぶヒーローを受け継いでしまってからというもの、常にその責任から逃れようとしていた左江内（堤真一）が、最終回、ある事件をきっかけに、スーパーヒーローとしての責任の重さに耐えられなくなり、ついにスーパーヒーローを放棄してしまう！
左江内は、これ以上ヒーローを続けるのは荷が重いと老人（笹野高史）に告白してスーパースーツを返却する。
これでいつもの日常に戻った・・・と思って会社に出社する左江内。
すると、自分の席に見知らぬ男が座っている。それは、いつも様々な職種で左江内の前に現れていた謎の男・米倉（佐藤二朗）だった。
左江内が米倉に詰め寄ると、営業三課の全員が左江内にむかって「どちらさまですか？うちの係長はずっとこの米倉ですよ」と言い始め・・・？さらに、家庭内にも米倉の影が・・・！？
左江内の身に一体何が起きたのか！？
そんな中、妻・円子（小泉今日子）に最大のピンチが襲いかかる。温泉旅行に出かけるために円子が乗り合わせたバスがジャックされてしまったのだ。バスジャック犯（菅田将暉）は円子ら乗客に銃を突き付け、車内に立てこもる。
もうヒーローではない左江内はどう立ち向かうのか！？
この夫婦の在り方、その愛の形が垣間見える驚愕のラスト！全てが解き明かされる！
ゲストキャスト
バスジャック犯 菅田将暉
福田雄一監督の『勇者ヨシヒコと導かれし七人』に盗賊役で出演されていた菅田将暉さん。
今回はバスジャック犯ですが、性格自体は普通の人っぽい役どころのようですね。
変わった性格の人物を演じることが多い菅田さんなのでちょっと新鮮な感じがします。
さて、ついに最終回を迎えることになりましたね。
毎回、本編とは関係ないところで登場していた佐藤二朗さん演じる謎の男・米倉にまつわるストーリーが展開されるようで、ちょっと気になります。
ドラマの構成上、全くの別人を演じているのかな、と思っていたのですが、この展開だとどうやらすべては米倉という男が演じていた、という設定のようですね。
米倉に隠された謎が何なのか予想してみます。
まず、前回の第9話で登場した米倉は、サラリーマン風の普通の人物で、左江内はその男と話し終えた後の記憶がなくなっていました。
このことから、おそらく米倉はスーパーマンと同じ忘却光線を使えるものだと判断します。
ただ、8話に登場したスーパーウーマン・桃子とは違い、現役のスーパーマンではなく引退したスーパーマンなのではないでしょうか。
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米倉は左江内の前任のスーパーマンだったが、スーパーマンであることに疲れて、謎の老人にスーパースーツを返してしまった。
そして元の生活に戻ろうとしたところ、なぜが、スーパーマンをしていたときとは逆で、本来の自分として活動した時に忘却光線が出てしまう体質になってしまい、周りの誰も自分のことを覚えていないという状況になってしまった。
そう、まさに今回の左江内が陥る状況と同じですね。
10話のテレビサイズ予告動画で、左江内が円子たち家族にちょっと本気でキレているようなシーンがありました。
このとき、もしかすると左江内は心の中で「家族なんていらない。こんな自分ではなく別の人間の人生を歩んでみたい」みたいなことを想ってしまったのではないでしょうか。
そのちょっとした心の隙間を察知したスーパースーツが、特殊な能力を発揮して、左江内の周囲の人間から彼の記憶を消し去り、前任の米倉と人生を入れ替えてしまったのではないでしょうか？
そしてスーパースーツも失い、家族も失った左江内だったが、円子を捕らえたバスジャック犯に対して生身の体で立ち向かい、本来の自分を取り戻してめでたしめでたし。
という展開ではないでしょうか。
さてさて、原作の『中年スーパーマン左江内氏』の最終回は、ドラマとは全く違うエンディングを迎えます。
それについてはこちらの記事でネタバレをしていますので興味がある方は読んでみてください。
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毎週土曜日の放送を楽しみにしていたファンにとっては、ドラマ終了はさみしいですが、Huluではこれからムロツヨシさん演じる小池刑事を主人公としたスピンオフドラマ『小池刑事の鬼の取調室』が3話配信されることになっています。
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こちらの記事で少し詳しく解説しています。
ぜひHuluを見て「左江内ロス」を癒してください。