ドラマ『嘘の戦争』第10話最終回のあらすじ、ネタバレ、感想をレポートします。
ついに最終回を迎え、最後の最後まで視聴者を騙してくれましたね。
まずはこれまで仁科家の闇の部分を担ってきた六車を、三瓶の協力を得て警察に逮捕させることに成功。
あれだけ浩一を追い詰めていたわりに、最後はかなりあっけなく捉えられてしまいましたね。
ちょっと残念でした。
さて、これで残るは最大の敵だった仁科興三にどうやって謝罪させるのかというところでしたが、まさかの楓を人質にして、監禁している小屋ごと爆破するという強迫でした。
これはさすがに強気だった仁科興三も折れ、ついに千葉家惨殺を認めて謝罪しました。
しかし、これで終わらないのが曲者、仁科興三です。
千葉一家の殺害を指示したことについては否定。部下が勝手にやったことだと言い出しました。
六車はどれだけ仁科家に恩があるのか、それとも莫大な報酬を得ているのか、ここまで汚い部分を全て背負わされたら、さすがに裏切るような気がしますが、とりあえず興三は、殺害については知らぬ存ぜぬで通す意思を示します。
これにキレた浩一。
ついに小屋の爆破ボタンに指をあてます。
ここでようやく、興三が土下座で謝罪。
これで一件落着か、と思ったのも束の間。
浩一の怒りは収まりません。
なんと、小屋の爆破ボタンをスイッチオン!!
たちまち小屋は炎に包まれてしまいます。
驚愕の表情で泣き崩れる興三。
「これが俺が味わった地獄だ」
浩一はそう言い残し去っていきました。
まあ、これはさすがに視聴者も、よくあるマジックの脱出トリック、というか、映像を使ったトリックだろうなと分かっていたと思います。
というわけで楓は死んでおらず興三を謝罪させるために浩一と一芝居打っていた、ということでした。
そしてここからが更なるだましが待っていました。
浩一を捕えようと警察がやってきて追い詰められます。
浩一が崖の手前まで逃げたところで、晃が突然現れ浩一を刺し、そのまま崖の下に転落してしまいます。
晃がちょっと神経衰弱気味で、気がおかしくなって浩一を刺し殺してしまった!
なんという結末!
と思った視聴者は結構いたはずです。
しかし、これが浩一が用意した最後の嘘。
実は浩一は事前に晃も懐柔して血のりを用意して自分を刺すよう指示。崖の下に百田に待機させて自分が死んだように見せかけて警察から逃げ延びる算段だったのです。
これですべての復讐を終えた浩一。
最後はタイに戻ってまた詐欺師を続けているシーンで終了でした。
ハルカは浩一を追ってまたタイに向かったようです。
個人的には、また浩一とハルカが再会して何か大きな詐欺事件を企てる、という続編スペシャルドラマが放送されないかと期待しています。
とりあえず、ドラマのノベライズ本が出版されるようなのでそちらを読んでみたいと思います。
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