3月25日(土)放送のドラマ『そして誰もいなくなった』第一夜の感想です。
このドラマは二夜連続放送です。
あらすじや真犯人、トリック、ネタバレ、原作との違い比較などはこちらの記事で詳細に記載していますので知りたい方だけ読んでみてください。
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感想
さて、今回のドラマ版で主演を務められた仲間由紀恵さん。
彼女が推理もので語りはじめると、どうしても『トリック』の山田奈緒子にしか見えませんね。
また、共演した向井理さんは、『トリック』と同じく堤幸彦監督による『神の舌を持つ男』に主演されていましたが、
「この事件の真相は、この舌が味わった」という決め台詞を言う間もなく、お酒を飲んで死んでしまいましたね。
仲間由紀恵さんには第二夜で、「お前らのやったことはすべてまるっと全部お見通しだ!」
とは言ってくれないんでしょうけど、期待してしまいます。
さて、なぜかケン石動を誘って二人で犯人を捜そうと言い出す神波江利香。
余貴美子、國村隼人、柳葉敏郎の三人が並んで歩くシーンは中々の絵でした。
津川雅彦さん演じる門殿の秘書の長谷部の死に方、爆発が予想以上に凄すぎて悲惨でした。
軽い気持ちで商社へ行かせた津川雅彦さんも、さすがにあれを見て驚き後悔したでしょうね。
大人の男が二人がかりでも動かせないケースに入れられた兵隊の人形が、誰かが死ぬのの同時に一体ずつ消えていく謎のトリック。
一体どうなっているんでしょうね。
おそらく、『世界ふしぎ発見!』のひとしくん人形と同じく、ボタン一つで下にボッシュートされていく仕掛けが組み込まれているんじゃないでしょうか。
1939年に発行された原作当時とは違い、ドローンが存在する現代ではそれくらいのものがあっても何ら不思議ではありませんからね。
第一夜の時点で、まだ生きているのは仲間由紀恵さん演じる白峰涼、柳葉敏郎さん演じるケン石動、國村隼人さん演じる久間部堅吉、余貴美子さん演じる神波江利香の4人です。
仲間由紀恵さんは一応、主人公なので最後の二人までは確実に残ります。
そして予告動画で男性らしき人物と崖の上で対峙していたので、柳葉敏郎さんか國村隼人さんかのどちらかということになります。
果たしてこの二人のうちどちらかが真犯人なのか、それとも原作同様の結末なのか、明日はもう一人の主人公といえる沢村一樹さん演じる相国寺竜也が事件の真相に迫ってくれます。
ここからは原作にはない展開なので、原作を知る人も知らない人も楽しめるのではないでしょうか。