5月9日(火)放送のドラマ『crisisクライシス公安機動捜査隊特捜班』第5話のあらすじ、ネタバレ、ゲストキャストをレポートします。
初の潜入捜査に挑む稲見。
本当の悪は暴力団なのか、それとも国家なのか?
さらに苦悩が加速する稲見と田丸!
第5話 あらすじ
暴行罪を装って警察の留置場に潜入した稲見(小栗 旬)は、暴力団員の沢田(杉本哲太)に接近し、興味を引くことに成功する。実は、沢田が所属する仁愛工業は、政治献金のからくりを巧みに利用して政治家たちを恐喝している疑いがあり、今回、その証拠集めを命じられた特捜班。稲見は、初めてとなる潜入捜査を任されていた。
しかし、沢田に気に入られ、仁愛工業の幹部らとも顔を合わせた稲見は、彼らがそんな狡猾な連中とはどうしても思えない。さらに、次第に人を騙すことに罪悪感を抱くようになってしまう稲見。田丸(西島秀俊)は、そんな稲見にかつて自分が潜入捜査をした時の経験を話して聞かせる。その頃、鍛治(長塚京三)は官房長官の神谷(石黒賢)に呼び出され、今回の特捜班の任務について、ある指示を受けていた――。
晴れて仁愛工業の一員として認められた稲見は、沢田から薬物の取引があると教えられる。会長の護衛として稲見も同行することになるが、取引の報告を受けた警察上層部は、チャンスにも関わらず、なぜか直前で摘発を見送るという。危険な取引に身を置く稲見を案じて、吉永(田中哲司)、田丸、樫井(野間口徹)、大山(新木優子)ら特捜班のメンバーは、稲見を追尾して取引現場へと向かうが…。
今回のゲストは暴力団員・沢田役として出演される杉本哲太さん。
『ボク、運命の人です』では、木村文乃さんの父親役として出演中ですが、ここのところドラマではそういった優男の役が多かったので、久々に危ない雰囲気のヤクザな杉本哲太さんが見られそうで楽しみですね。
tetsutyler-durden.hatenablog.com
さて、ストーリーが進むごとに国家への忠誠心が揺らいで不信感が増していっている感じがある特捜班のメンバーたち。
稲見と樫井は4話で護衛相手だった小市慢太郎さんを目の前で見殺しにせざるを得ない状況になってしまったこともあり、かなりその思いが強くなっていると思われます。
ちなみに、第1話では完全に黒だった白洲迅さんの爆死は防ぐことができたのに、同乗の余地があると思われる小市慢太郎さんを救うことができなかった、というのは皮肉の利いた対比になっています。
今回の暴力団も悪は悪ですが、国家の方がもっと悪い巨悪なんじゃないかと稲見が苦悩するようです。
そして心の中でくすぶっていた反感を思わず田丸に吐露してしまうようです。
稲見は本当に国家を敵に回しても自分の正義を貫こうとするような気がしてヒヤヒヤしますね。
バーで出会う女性がちょっとしたガス抜きになってるうちは大丈夫だと思いますが。
tetsutyler-durden.hatenablog.com