ドラマ『エンジェル・ハート』8話が放送されました!
残すところあと2回、ということで、視聴率が上がるかどうか、注目していましたが、結果は、8.5%ということで、7話の9.0%から0.5%のダウンとなってしまいました!
1話から5話までの時点では9.9%あった平均視聴率ですが、8話までの平均視聴率は9.26%と伸び悩んでます。
平均視聴率で二ケタ台を目指すとなると、最終回の視聴率は16%くらい取らないといけなくなっているので、かなり厳しい状況ですね。
1話から5話までの視聴率のおさらいはこちらに書いた通りです。
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そして今回は6話から8話までの視聴率についておさらいしてみたいと思います。
6話は、槇村を殺害した犯人が冴子を狙って再び現れるというサスペンス感のある回でした。
高島礼子さんの熱演もあって良かったと思いますが、いかんせん、裏で『下町ロケット』と被ってしまい、視聴率は7.1%と最低を記録してしまいました。
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7話は、シャンインがシティーハンターとして生きていくことを決意し、過去の自分の罪と向き合う重い内容の回でした。
上川さんがアドリブで「もっこり」を連発していたことが好感されたのか、視聴率は9.0%まで一気に回復しました。
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そして8話では、シャンインが秘密結社レギオンに誘拐され、それを救出しようとするリョウたちが全面対決を挑む前・後編の前編が描かれました。
これまで謎に包まれていたカリートについても、過去の辛い体験が明らかとなるなど、ストーリーが急スピードで進展しました。
しかし、視聴率は8.5%と前回から落としてしまいました。
以上が5話以降、8話までの視聴率おさらいです。
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1話から5話までの感想でも書きましたが、やはり視聴者の多くは『エンジェル・ハート』の実写化よりも『シティーハンター』の実写化に期待している部分が大きいように思います。
『シティーハンター』はもともと『ハードボイルド』『美女』『もっこり』が前面に押し出された作品で、『愛』についてがどちらかというとエッセンス的な位置づけだったように思います。
『シティーハンター』はまず美女が依頼人として登場し、それに「もっこり」でちょっかいをかけるリョウ、それを阻止しようとする香、というコメディタッチの関係性があります。
そして初めはリョウを信用していなかった依頼人がリョウのスイーパーとしての力量を見せられて信用する、または惚れるといった「恋愛」や「ハードボイルド」の要素が描かれます。
最後には派手なアクションで犯人を捕らえ事件を解決しつつ、依頼人が抱えていた問題までも解決して視聴者を感動させてしまう、という流れです。
まさに『笑い』あり『涙』あり『アクション』あり『もっこり』あり、とエンタメの定番的要素をこれでもかと詰め込んだような作品で、ドラマ性は低いですが、単純に「面白い」と思えるものだと思います。
それに対して『エンジェル・ハート』は『親子愛』『兄弟(姉妹)愛』『家族愛』といったものをメインテーマに据えて、依頼人が抱える人間の感情の部分での複雑な問題に対してリョウやシャンインたちがどのようにそれを解決していくのか、というところをより深く掘り下げることに焦点を置いて描かれているので、ドラマとしての深みは断然あると思います。
ただ『ハードボイルド』『もっこり』や『美女』といった要素はメインテーマに対して花を添えるエッセンス的な位置づけにされているようにみえるので、
『シティーハンター』のエンタメ性を期待してみている人からすると、『エンジェル・ハート』は見るのがしんどいと感じるのではないでしょうか?
コメディ映画を見に来たつもりが、ヒューマンドラマを見せられた、という感じですかね。
『エンジェル・ハート』も暗殺者だったシャンインが、人間らしさを取り戻し 香の影響を強く受けて天真爛漫な10代の女の子として活躍を始める中盤以降は、『シティーハンター』的なアプローチに近づいています。
今回のドラマではシャンインが人間らしさを取り戻すまでを描いた作品となりそうなので、もし2期が制作されるなら、
やはり『シティーハンター』的なアプローチでいった方が視聴率的には無難なのかなと思います。
昨日参加したイベントでは、制作スタッフの方から「2期があるかどうかはみなさんにかかっています!我々は作る気満々です!なのでツイッターやブログなどでの番宣をお願いします!」というような話しも出ていましたので、このブログもその一助となれば幸いです。