NHK大河ドラマ『真田丸』の第6話【迷走】が放送されました!
3話、4話と落ちてきた視聴率を5話で回復するなど、ここまでまずまずの視聴率をキープしていましたが6話の視聴率はというと、16.9%と、これまでの最低に落ちてしましました。
これによって平均視聴率も18.67%へ。
視聴率が落ちてしまった要因は何なのでしょうか?
視聴率低迷の要因は?
第6話は、信長が倒れ新しい時代の主導権を誰が握っていくのか、その権力闘争が本格化してくる中で、小さな豪族に過ぎない真田家が誰に付くべきなのかが定まらずに迷走してしまうという、視聴者としてもなんともモヤモヤする展開でした。
そして随所に見せていたコメディタッチのシーンもあまりなく、しいて言えば西村雅彦さん演じる室賀正武が、大泉洋さん演じる真田信幸に対して吠えたシーン「黙れ!小童ぁ!」と、藤岡弘、さん演じる本田忠勝の改造人間級の回復力がまさに「仮面ライダー1号」だと感じさせてくれたシーンくらいで、少し弱かったと思います。
真田丸(前編) [ 三谷幸喜 ]
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やはり高視聴率を稼ぐためには、歴史好きのコアな層だけでなく、予備知識なしでドラマを楽しもうとしているライトな層を取り込めないと難しいということだと思います。
そういった意味で「本能寺の変」という歴史上の一大イベントをわずか数分で流してしまう大胆さからすると、その後の三日間を2話使ってしまったのはスピード感にかけたように見えてしまった視聴者もいるのではないかと思います。
真田家にとってはこの三日間はものすごく濃い三日間なので2話使っても当然だと思いますが、退屈してしまった方もいたということだと思います。
小日向文世さん演じる羽柴秀吉がついに登場し、ここからまた物語が一気に進み始めます。
tetsutyler-durden.hatenablog.com
秀吉と信繁、それを取り巻く武将たちとのやりとりで三谷監督がまた面白い関係性を独自の視点で用意してくれていると思うので、そういった物語が本格化してくるとまたこれまでと違った『真田丸』の楽しみ方が見えてくると思います。
次回もちょっと退屈に感じる方もいるかもしれませんが、今後の大きな展開につながる節目の部分なので、しっかり抑えておくとより楽しめると思います。