ドラマ『臨床犯罪学者火村英生の推理』の第6話が放送されました。
気になる第6話の視聴率は、7.5%とこれまでの最低視聴率を更新してしまいました。
残念ながらこれで平均視聴率も9.41%と低迷。
前回、視聴率が若干回復したことで、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』や『フラジャイル』を上回っていたのですが再び逆転されてしまいました。
視聴率低迷の原因は何なのでしょうか?
今回は『怪盗山猫』とのコラボもあり視聴率アップも期待されたのですが、まさかの結果です。
私なりにこの視聴率低迷の原因を分析したところでは、今回の原作「朱色の研究」にあったと思います。
朱色の研究 [ 有栖川有栖 ] |
「朱色の研究」は長編のため、第6話と次回の第7話を前後編として一つの話になります。ですので、正直なところ、第6話は事件の背景や人物説明などが多くて退屈してしまうシーンが多かったのではないでしょうか。
また、第6話の舞台となったマンション「オランジェ橘」ですが、これがちょっと地味だったというか、幽霊マンションとしての作りが微妙で、テレビ画面から見える「画(え)」的にドラマというよりちょっとしたコントを見ているような気がしました。
そのあたりの何とも言えないチープ感に視聴者が違和感を覚えてチャンネルを変えてしまったのではないでしょうか?
第6話を見た方は、続きが気になって第7話を見るだろうと思いますが、いったん離れてしまった視聴者を呼び戻すことができるでしょうか?
ちなみに次回予告の動画を観る限り、撮影は相当な風が吹き荒れる中で行われたようで、斎藤工さん演じる火村英生のボサボサの髪型がさらにボサボサで大変なことになっていました。
演技するのも辛そうに見えたので、これはこれで中々面白いんじゃないかと思います。
実際にどのようにオンエアされるのか楽しみですね。