ドラマ『臨床犯罪学者火村英生の推理』第7話が放送されました。
第7話の視聴率は9.1%でした!
これで平均視聴率は9.37%となりました。
第7話は『朱色の研究』の後編ということで、前回からの続きのお話しでした。
これまで1話完結のストーリーだったのでテンポよく来ていた分、前後編に分かれるのは視聴率的にどうなるのか分かりませんでした。
しかし、第6話が過去最低の7.5%だったところから1.6%回復してきたところをみると、この試みは良かったということになります。
前後編に分かれてはいましたが、3つの事件が絡む『朱色の研究』をドラマに落とし込むことで第6話は『夜明け前の殺人』のみで終了。
第7話で『黄昏岬殺人事件』をメインに3つの事件の真相を一気に暴くという形式だったので、実質的には1話完結的な見方ができたため、6話をちゃんと見ていない人でも無理なく見ることができたというのも大きいと思います。
トリックの解明シーンを単純な回想シーンではなく、事件当日の犯行現場まさにその時に関係者全員がトリップしてしまったかのような演出はこれまでに見たことのない方法で、新鮮かつ斬新だったというのもあります。
海岸沿い、風が強すぎて皆さん髪型がかなりやばいことになっていましたが、それもまた面白かったです。
こういう新しい試みは視聴者を飽きさせないですよね。
さて、物語は次週の8話から最終回へ向けてシャングリラ十字軍との対決、坂亦との対決と、これまで少しずつ明かされてきた内容がメインのストーリーに突入します。
今回のような新しい試みを加えてファンのみならず一般のドラマ視聴者を取り込んでいけるかどうかが視聴率アップの鍵となるのではないでしょうか?