NHK大河ドラマ『真田丸』の第9話【駆引】が放送されました。
気になる視聴率は、16.6%でここまでの最低視聴率を更新してしまいました。
これで平均視聴率は18.12%にダウンです。
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少し視聴率も落ち着いてきてしまいましたね。
第9話【駆引】は、信濃から北条と上杉の両軍勢を追い出すことに成功した昌幸が、今度は北条の下で徳川軍と戦わなければならない状況に追いやられます。
そこで再び智略をもって戦を回避しようとします。
さらには真田家が信濃の地で権力を維持するため、国衆たちのまとめ役となるのか、それとも自らが大名を目指すのか、その選択を迫られるというのが概ねのストーリーです。
見どころとしては、見た目には地味ですが、昌幸が仕掛けた徳川と北条への策略です。
上杉から北条へ寝返ったかと思えば、それをまたすぐに裏切り、次は徳川へつく。
そしてその見返りとして徳川から沼田などの領地を安堵する約束を取り付け、せっかく盟友となってくれた室賀正武も裏切ってしまう。
この変わり身の早さに視聴者としてはついていくのがやっと、という人もいたのではないでしょうか?
なので状況を把握するのがちょっと難しいところがありますが、気分的には父・昌幸に翻弄される長男・信幸や、ずるがしこく生き抜くことに躊躇いがある信繁の心境には感情移入しやすいよう、分かりやすく演出されているかと思います。
視聴率が落ち着いてきてしまったのは、この辺りの内容の難しさがあるのかなと思います。
分かりやすいところで、豊臣秀吉や石田三成、といった歴史的にもビッグネームがメインで登場するのは15話あたりからだと思われます。
そこまでは視聴率が低迷してしまうかもしれませんが、中盤からの巻き返しは十分期待できると思います。