ドラマ『わたしを離さないで』の第8話が放送されました。
気になる視聴率は、6.2%と、初回同様の最低視聴率。
これで平均視聴率も6.86%と、今季のドラマの中で最低レベルに落ち込んでしまっています。
第8話は、綾瀬はるかさん演じる恭子ら3人の出身地・陽光学苑を久々に訪れ、死が迫った水川あさみさんと三浦春馬さんと、これまでのわだかまりを全て振り払い、残り少ない時間を有意義に過ごそうとする、このドラマでは初めてに近いくらい明るい内容が多い話でした。
しかし、視聴率は逆に暗く落ち込み、これまでの最低6.2%に。
毎回欠かさず見ていた方としては、水川あさみさんの最期のセリフが「わたしを離さないで!」というタイトルになっていたなど、胸を締め付けられるようなシーンもあって満足度は高いのではと思います。
ただ、6話くらいで感じたのですが、水川あさみさんと三浦春馬さんの役どころが中途半端だったように感じます。
水川さんは綾瀬さんに対してもっと悪人で、三浦さんももっとダメ人間だった方が、テレビ的には分かりやすかったと思います。
「臓器提供者」という特殊な立場の人たちの物語なので、心情描写は難しいとは思いますが、そこを上手く演出できなかったので、ほとんどの人には「良く分からないドラマだな」という風に見えてしまったのではないでしょうか?
第9話ではこれまで謎とされてきた陽光学苑の秘密が明かされる重要な話になるようです。
それで大どんでん返し!とはいかないでしょうが、1話から最終話まで通して見た方には「なるほど!」と納得がいくエンディングに持って行ってほしいですね!