2016年4月17日(日)夜9時スタートのドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』のキャスト&コメントを紹介します!
刑事専門弁護士とは・・・
刑事専門弁護士とは、その名の通り「刑事事件」だけに特化した弁護を行うという弁護士のこと。
日本の刑事事件における裁判での有罪判決率は、なんと99.9%とも言われており、起訴されたらほぼ有罪になっているんだそうです。
その実績から、「起訴=有罪」とも言えるような流れで裁判が進んでしまい、僅かな無罪の可能性は見逃されがちになっている、という批判もあるようです。
このドラマは、そのような99.9%有罪が確定している事件でも、残り0.1%が確定するまで事実を追い求めていく弁護士たちの姿を描いた物語なんです。
あらすじ
深山大翔(松本潤)は、お金にならない刑事事件ばかりを引き受ける貧乏弁護士。ある日、何度も無罪を勝ち取っている実績を買われ、日本4大法律事務所の1つ、斑目法律事務所の所長・斑目春彦(岸部一徳)からヘッドハンティングされる。
社会貢献の名目で新設された斑目法律事務所の刑事事件専門チームにパラリーガルの明石達也(片桐仁)とともに移籍した深山であったが、バディを組むはずの室長・佐田篤弘(香川照之)は、大企業の顧問弁護士を務め巨額の利益をもたらしてきた民事のトッププレーヤー。斑目から1年後のマネージングパートナー昇格を条件に出され、渋々異動を了承したものの、金にならない刑事事件には全く興味が無い様子だ。さらにチームのもう一人の弁護士である立花彩乃(榮倉奈々)も、斑目の命により、これまでの業務とは全く畑違いの刑事事件ルームに嫌々入ることになってしまった弁護士だった。
そんなチームのもとへ殺人事件の弁護依頼が舞い込む。依頼人の赤木義男は運送業の経営者で、流通業界の風雲児としてメディアを賑わせたネットショップ社長が殺害された事件の殺人容疑として逮捕されたが、本人は酒に酔っていて事件当日の記憶がなく、事件の関与を否定。無実を訴えている。しかし、検察庁の調べによると、指紋のついた凶器や防犯カメラの映像などの物的証拠に加え、容疑者の赤木は被害者から仕事の契約を一方的に打ち切られており動機も充分。まさに赤木が犯人である条件が揃っていた。
検察は有罪確実な案件しか起訴しないから日本の刑事事件は起訴されると99.9%有罪になる。検事出身の佐田は、容疑者に罪を認めさせ反省を示した上で情状酌量を探る道を探すのが弁護士の仕事だと深山に促す。だが、深山は「肝心なのは調書より事実。99.9%有罪が確定していても、0.1%に事実が隠されているかもしれない」と諦めない。そして、事件の状況を丁寧に検証する深山の頭には、ある可能性が浮かんでくる。その可能性を探るためには、佐田の力が必要になるが・・・。
果たして、深山たちは事件の真相を明らかにすることができるのか?
出演者紹介&コメント要約
<主演 深山大翔役 松本潤>
ARASHI松本潤エピソードプラス [ 石坂ヒロユキ ] |
『花より男子』の瀬戸口プロデューサーからのオファーだったので、初めての弁護士役だがチャレンジ精神で臨んでみようと思われたそうです。台本を読んだ感想は、「トリックや人間関係の描き方がとても面白い」ということだそうで、監督が描きたいと思っている世界観に自分も入っていけたらいいなと思う。とのことでした。
<佐田篤弘役 香川照之>
俳優・香川照之のプロの演技論 [ 大川隆法 ] |
松本さんが演じる深山とは弁護士としての仕事への考え方にかなり違いがある役柄。型破りな深山とは対照的な、フォーマルな佐田という弁護士を分かりやすく演じるつもりでいるそうです。
ドラマなのでドラマチックな内容であれば痛快で良い、ということではなく、実際の弁護士像ともかけ離れないよう注意したい、とのことでした。
<立花彩乃約 榮倉奈々>
榮倉奈々 カレンダー 2011 |
榮倉さんが演じる彩乃は、松本さん演じる深山にペースを乱されてしまうという役どころ。そういう感じで松本さんとは共演することが多いので、いつもと同じ、という風に視聴者から飽きられてしまわないように頑張ります。とのことでした。
この3人の他に、青木崇高、片桐仁、マギー、渡辺真起子、 馬場徹、 藤本隆宏、 奥田瑛二、岸部一徳といったキャスト陣が脇を固め、さらにトリック監修は 蒔田光治が担当するということで、豪華布陣で重厚なドラマが期待できます!