2016年4月17日(日)スタートの新日曜ドラマ『ゆとりですがなにか』のキャスト&コメントを紹介します。
1987年生まれのゆとり第一世代のイケメン3人を主人公にしたドラマ『ゆとりですがなにか』は、宮藤官九郎監督が45歳にして初めて挑む社会派ドラマです。
ゆとり、と一言にいっても実は様々なゆとり世代が存在するらしく、今回の主人公たちはその「第一世代」と呼ばれる世代で、
「ゆとり」と呼ばれながらも、実はそこまでゆとりでもなかったのでは?と言われる世代だそうです。
学生時代は塾通い。就活ではリーマンショックの影響で超氷河期などなど。
そんなつらい経験をしているのに上から「ゆとり」と揶揄されてきた彼らが立ち向かう人生とは?
坂間正和役 岡田将生
岡田将生さんが演じる坂間正和は1987年東京生まれ。
実家は造り酒屋で、父が亡くなり母と妹、兄と兄嫁と暮らしている。「みんみんホールディングス」に就職したものの、系列の居酒屋チェーン「鳥の民 高円寺店」に出向を命じられてしまう。
同世代の松坂桃李さん、柳楽優弥さんと一緒に作品を作り上げられることに嬉しさを感じているとのこと。
2016年8月に映画「秘密 THE TOP SECRET」、そして10月には映画「何者」と立て続けに主演が決まっている岡田さん。
2016年は岡田さんの年になりそうですね。
山路一豊役 松坂桃李
松坂桃李さんが演じる山路一豊は、1987年福島生まれ。
都内の阿佐ヶ谷南小学校の4年2組の担任。学校と保護者の間で板挟みの日々を送っている。だがそのやさしさと甘いマスクのおかげで教育実習生から告白されることも。
岡田さんと同じく、同世代の二人と作品を作れることにやりがいを感じているそうです。
松坂さんも映画「秘密 THE TOP SECRET」に出演が決まっています。
前クールのドラマ「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」の主演では、原作と違うエンディングが話題となったので、今回も同じように話題作となるのでしょうか。
道上まりぶ役 柳楽優弥
柳楽優弥さん演じる道上まりぶは、1987年東京生まれ。
子どもの頃は神童と呼ばれ、難関私立に首席で合格。しかし大学受験に失敗してから現在に至るまで浪人中。結婚して子持ち、夜の繁華街で客引きのバイト中である。
ゆとり世代の逆襲が始まる!と思います。と本人がコメントしているとおり、柳楽さんと言えば、若干14歳で映画初出演した「誰も知らない」でカンヌ国際映画祭の最年少男優賞を受賞したまさに「神童」
しかしその成功が逆にあだとなってしまい、俳優を一旦は辞め、途中に女優・豊田エリーと結婚して娘をもうけたり、居酒屋でバイトしたりして、2012年に再び俳優として復帰を果たすという、まさに今回の役どころそのままの人生を送ってきたような方です。
ある意味、リアルなその演技に注目です。