NHK大河ドラマ『真田丸』第12話【人質】の視聴率速報です。
第12話の視聴率は17.9%で、前回から2.3ポイントもアップ!
平均視聴率のダウンにも歯止めがかかり、17.73%と好調をキープしています。
しかも同日の夕方18時から放送されているBSプレミアムでの先行放送の視聴率も4.1%と好調を維持しています。
視聴率回復の理由は?
第12話【人質】は、堺雅人さん演じる信繁が、遠藤憲一さん演じる上杉景勝の元へ人質としてだされてしまうところから始まります。
当初は景勝の名将ぶりに尊敬の念を抱く信繁でしたが、景勝の本性が口だけで実行力の乏しい人間だと判明します。
そこで幻滅してしまうのではなく、逆に親しみを感じて今まで以上に景勝の懐に入り込み信頼を得ることに成功。最後は徳川との戦の後ろ盾になってもらうところまで関係を築き、昌幸や信幸を喜ばせた、という内容でした。
今回のストーリーは、ここまで視聴者を楽しませてきた草刈正雄さん演じる真田昌幸の智略・策略によるアッと驚かせるような展開ではなく、
上杉家を例にして大名の国政に関する苦しい内情にスポットをあてる内容でした。
これまでの戦国時代をフォーカスした大河ドラマではあまり描かれることのなかった部分であり、大河ファンにとっても新鮮だったのではないでしょうか?
またストーリーも、漁民たちの陳情から始まり、それが棚上げされてしまったことで事が大事に至る寸前となるも、最後は主人公たちの機転でそれらが無事解決し、大団円を迎える、というとても分かりやすくて、安心して見ていられる内容だったことも、視聴者が離れなかった要因ではないかと思います。
次回第13話【決戦】は、前半戦のクライマックスとなる徳川との合戦・上田合戦です。
徳川の大軍を相手に昌幸の策略が次から次へと繰り出される展開は痛快ですが、最後の最後に思わぬ誤算が・・・。
号泣必死の第13話も見逃せませんね!