ドラマ『警視庁捜査一課9係シーズン11』第1話の感想・ネタバレ・見どころをレポートします。
初回は2時間スペシャル!ということで、立て続けに二つの事件が発生します。
事件のあらすじはこちら
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第1話 ネタバレ・感想
第一の事件は、くまの着ぐるみを着た男性の刺殺体が発見されるところから始まりました。
人形はかなりかわいいくまのマスコットなんですが、着ぐるみとなると一気に可愛さが半減しているように見えたのは私だけでしょうか。
いずれにしても殺害現場には似つかわしくないくまの着ぐるみという遺留品を前に、さっそく9係のメンバーたちが顔を突き合わせて議論します。
そこからはお決まりの手分けしての聞き込みに次ぐ聞き込み!
捜査が経過するにつれて浮かび上がる二人の容疑者。
果たして犯人は?という展開でしたが最後にどんでん返し!
実は犯人は全くの別人で、被害者がリーダーを務めていた詐欺グループのメンバーだった男。被害者に対しての逆恨みが犯行の動機でした!
第二の事件は、老人ホームの花壇で頭から血を流して死んでいる男性の遺体が発見されるところから。男性は原田という植物専門の買取屋だった。
第一発見者の里中は痴呆症のようで聞き込みは難航する。
捜査の中で、里中がかつて「晴美」という青いチューリップの品種開発に傾倒していたこと、それを巡って被害者らともめていたことが発覚。
その後明らかとなったのは、里中が青いチューリップの開発に失敗していたこと、それを知らずに原田は苗を盗んだこと、そして里中の元に原田が訪ねてきていたということだった。
里中の娘・祥子に話を聞く倫太郎たち。凶器となったシャベルの話から祥子が容疑者となり、話を聞いたところ自白。
父・里中と黒田が揉み合うのを見てとっさに背後から殴ってしまったということだった。
二つの事件は無事解決。
いや~2時間スペシャルで2つの事件、ということなので、別々の事件が最後には一つにつながって・・・という松本清張的なストーリーになるのかと思っていましたが、
まさかの別々の事件を2つやるという、ある意味、予想外の展開でした。
これでいいのか?と思いましたが、「9係」はこれで、いや、これがいいんですよね?
さて今回初登場した倫太郎の妻の従妹・静香。野際陽子さんのイメージ通り、何事もきっちりしていて、竹を割ったような性格、という感じですね。
倫太郎との間には、やはり相当なわだかまりがあるようなので、今回のシーズン中にそれが解消されるのかが見どころになるのではないでしょうか?
また、井ノ原快彦さん演じる直樹と、中越典子さん演じる倫子の関係に急展開!
フランスから帰国した倫子が、まさかの逆プロポーズ!
この二人が結婚するのかどうかが、今シーズンの最大の山場となると思っていたのですが、まさかの第1話でプロポーズとは!
しかも直樹は指輪を用意していたにもかかわらず、倫子に先に言われてしまうという大失態!
ただ、倫子の夢はまだ道半ばだし、このまますんなりと直樹が受け入れるかどうか・・・。
第2話を楽しみにしましょう!