ドラマ『世界一難しい恋』第2話の感想・ネタバレ・見どころをレポートします。
波留さん演じる柴山美咲を好きになってしまった大野智さん演じる鮫島零治。
今回も何とか美咲に気に入られようと様々な策を弄していました。
小瀧望さん演じる若手社員・三浦の軽すぎる感じが嫌味がなくて好感が持てました。
あんまりチャラすぎると鼻につくし、かといって普通だと面白みにかけてしまうので、その辺のバランスが良く取れていてストーリーと会っていると思いました。
大野智さんはあえてやっているんでしょうが、かなりコミカルな演技をされるので、周りがある程度普通に演じていないとバランスが崩れてしまうと思うので、その辺りが俳優さん同士でいい距離感を取れているなと思います。
小池栄子さん演じる村沖舞子と、零治のやり取りが面白かったです。
正直、美咲を狙うよりもこの二人が付き合うのが一番いいような気がします。
零治にとっては自分のダメな部分も含めてなんでも相談できる相手のようですし、村沖さんも、仕事とはいえ、ほぼプライベートに近いところまで入り込んでやっているので、あんたは母親か、もしくは妻か?という感じがしました。
第1話でも小池栄子さんの存在感は大きかったですが、この2話ではさらにその割合が高くなっていた感じがします。
こんな秘書、自分にも欲しい!と思わせればこの役は「勝ち」だと思いますが、そう感じた視聴者は多いのではないかと思います。
波留さん演じる美咲の人間性も、冷たすぎず、重過ぎず、ちょうどいい「高嶺の花」感があっていいなと思います。
時折見せる笑顔に、零治もメロメロになってましたが、視聴者の男性陣もけっこうやられていると思います。
一方で、清水富美加さんが微妙に波留さんとイメージが被っていて、ちょっと存在感が薄く感じました。
もっと美人だ、とか、コミュ力がずば抜けている、とかがないと、「新人では美咲よりまひろの方が断然人気」というところにちょっと違和感を覚えました。
杉本哲太さんもそういう意味では、小池栄子さんの影に完全に隠れてしまっていて、本来の良さが出ていない感じがしました。
北村一輝さん演じる和田は、まだまだ本性を見せていない感じなので、これからどのような素顔を見せてくるのか楽しみです。
今は零治が一方的に嫌っているだけで、本当は良い奴なんじゃないの?という感じがします。
彼女がいないことをいじってくるなど、多少、嫌味な部分はありますが、それって友達とかだったら普通にネタでするくらいのことだと思うので、彼女だけでなく友達も少なそうな零治には、いい友達になるのではないでしょうか。
次回、第3話では、美咲をめぐって零治と和田が争うことになりそうな予感です。
どのような展開となるのか、今から楽しみですね!