NHK大河ドラマ『真田丸』に出演するキャストをご紹介します。
今回ご紹介するのは、旅芸人として踊りを披露する出雲阿国役のシルビア・グラブさんです。
出雲阿国とは、一般的には安土桃山時代に活躍したとされる女性芸能者で、出雲大社の巫女であったとされる「国(くに)」が、出雲大社勧進のため諸国を巡回して踊りを披露していたところ人気となった、と言われています。
週刊 マンガ日本史 改訂版 47号 出雲阿国
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しかし、これはのちに伝説として語られているところが多く、そもそも出雲出身なのかどうかも定かではありません。
ただ、踊り手としては様々な書物にその様子が描かれており、慶長8年(1603年)に歌舞伎の元となったとされる「かぶき踊り」を披露して評判をえたと言われています。
ちなみに、吉本興業に所属する女芸人で出雲阿国さんという方がいらっしゃいますが、こちらとは何のつながりもない、全くの他人だそうです。
さて、今回の『真田丸』でこの出雲阿国を演じることになったシルビア・グラブさん。
名前からして外国人?と思われるかもしれませんが、日本人です。
一体どういう方なのか、調べてみました。
出雲阿国役 シルビア・グラブ
本名:高嶋沙絵子(旧姓・土橋)
生年月日:1974年7月17日 41歳
出身地:東京都
血液型:O型
所属事務所:東宝芸能
シルビア・グラブさんは、日本人の母とスイス人の父の間に生まれたハーフです。
国籍はもちろん、日本。
すでにご結婚されており、夫はあの元祖・芸能人一家・高嶋家の長男・高嶋政宏さんです。
シルビアさんは元々、ミュージカル女優として主に舞台で活躍されていて、歌唱力も高かったことから歌手活動などもされていました。
そのミュージカル『エリザベート』で高嶋政宏さんと共演したことがきっかけで、交際に発展。
4年ほどの同棲を経てゴールインされたそうです。
その馴れ初めについては、以前、政宏さんがa-studioに出演された際に語っておられましたが、ちょっと変わったエピソードです。
トイレの前で、というと身もふたもない話ですが、それくらい一緒にいることが自然な関係になっていたということですね。
結婚生活も幸せそうですし、うらやましい限りです。
ちなみに、弟の高嶋政伸さんは泥沼の離婚劇のあと、一般女性と再婚されています。
シルビアさん、政宏さん夫婦の間にもまだお子さんはいらっしゃらないようなので、お義父さんの高嶋忠夫さん、お義母さんの寿美花代さんらはお孫さんを期待されているでしょうね。
さて、シルビアさんはこのあと、4月26日(火)夜11時15分放送スタートのNHKBSプレミアムのドラマ『最後のレストラン』でマリー・アントワネット役で出演されることが決まっています。
シルビア・グラブさんの出演は、おそらく第2回、5月2日(火)です。
こちらもどのような演技を見せてくれるのか楽しみですね!