ドラマ『世界一難しい恋』第5話の視聴率・感想・ネタバレ・見どころをレポートします。
第5話の視聴率は、11.5%でした。
ここまでで最も低い視聴率となってしまいましたが、それでも今季の民放ドラマの中では平均視聴率でも3位にとどまっています。
今回は波留さん演じる美咲が、大野智さん演じる鮫島社長の告白を受けてOKするのか、それとも断るのか?ということで、その結果がついに出て、晴れてお付き合いスタート!というストーリーでした。
告白の返事を今か今かと待ちわびる鮫島が、我慢できずに美咲に対してそっけない態度を取ってしまうところが、中学生みたいで笑えました。
子ども時代の学級委員長の話もそうですが、鮫島社長は恋愛に関してはほとんど子どもみたいなところがあり、それが毎回のようにどこかに描かれていて、今回も描かれていたという感じですね。
それを辛抱強く、角を立てずに諭す小池栄子さん演じる村沖が、本当にこんな人がそばにいてくれると恋愛初心者でも非常に心強いだろうなと思わされます。
女性の観点からこんなにも親身にアドバイスしてくれる人って、学生時代ならまだしも、社会人で30歳を超えてくると、お互いに色々と立場があってなかなかいないもんですよね。
既婚者や彼氏持ちと二人で恋愛相談だと不倫を疑われそうだし、彼氏なしの人の話は説得力がないような気もしますし。
もう一つの婚活ドラマ『私結婚できないんじゃなくて、しないんです』で藤木直人さん演じる恋愛マスター・十倉のように、話を聞くというよりも強烈な婚活必勝法的な指導をしてくれる方がいい、という人もいるでしょう。
しかし、あのようなマニュアルでは、自分個人の恋愛にはそのままでは上手く合わない場合が多いので、自分で試行錯誤することになります。
そして結局、その試行錯誤の中で迷ってしまい、上手くいかないと悩んでしまうことに。
それだったら、正しいかどうか別として、自分のやっていることに色々と意見を述べてくれて、しり込みしてしまう自分を少し後押ししてくれるような村沖流のサポートの方が、奥手な人、恋愛経験の浅い人には向いているんじゃないかと思います。
まあそもそも、彼女にとってほとんどメリットの無いような、社長の恋愛相談にまで付き合ってくれるような人はいないでしょうけどね。
ただ、いてくれると本当に助かる存在だろうなと思いました。