NHK大河ドラマ『真田丸』第26回【瓜売】のあらすじ・詳細ネタバレ・見どころをレポートします。
真田丸 後編 (NHK大河ドラマ・ストーリー)[本/雑誌] (単行本・ムック) / NHK出版
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第26回【瓜売】のあらすじ・詳細ネタバレ
鶴松を亡くし失意のまま秀吉は関白を秀次に譲り、太閤となります。
関白となった秀次は、きりに側室の話を再度持ち掛けるものの、きりは返事を濁して一旦、上田に帰ることにしました。
秀吉は明を攻める計画を立て、肥前に名護屋城を築きます。
真田信幸は沼田城をもつ大名となり、朝鮮出兵に備えて昌幸とともに名護屋城に入ります。秀吉の好意で信繁も行動を共にすることが許されました。
天正二十年、ついに朝鮮出兵が開始されます。
豊臣軍は宇喜多秀家を総大将に、破竹の勢いで朝鮮半島を進撃していきます。
秀吉も名護屋城に入り、清正らの活躍を茶々らと過ごしながら見守ることになります。
そこで信繁は、吉継の娘でのちに妻となる女性・春(竹林院)と出会います。
そのころ上田に戻ったきりは、側室の話を内記に打ち明けます。秀次からの話だとは思いもよらない内記は、信繁の子を産んでほしい、とよく聞きもせず反対してしまいます。
それを聞いたきりは晴れやかな気持ちで京へ戻っていきました。
京では秀次に子どもができたことが判明。
そのことを知らない秀吉。そしてなんと茶々も二度目の懐妊をしたのでした。
大喜びの秀吉でしたが、朝鮮半島での戦は次第に旗色が悪くなり、面白くありません。
そこで且元が「やつしくらべ」いわゆる仮装大会を計画します。
昌幸は出し物として「瓜売り」を選択。佐助らと稽古に励みます。
一方、秀次には男子が誕生しますが、わずか二か月で亡くなってしまいます。
息子の死に顔を見ながら秀次は、悲しむより先に秀吉に疎まれずに済むと思ってしまった自分が情けない、ときりに涙ながらに語りました。
やつしくらべ当日、秀吉も「瓜売り」を演じる予定だということが判明。
焦った信繁は、昌幸、昌相、信幸らと知恵を絞るものの、結局代案は浮かばず、昌幸は急病で不参加ということになってしまいます。
やつしくらべは家康と秀吉の争いとなり、最終的には秀吉が優勝ということで幕を閉じました。
その直後、昌幸の母・とりの容体が悪化しているとの知らせが入る。
信繁は秀吉に掛け合い、親子三人で見舞いに帰ることを許されます。
真田一族を前に、とりは信幸、信繁に、自分の宿命を生きろという言葉を残してこの世を去りました。
その二日後、大阪城では茶々が男子を出産。のちの豊臣秀頼が誕生します。
見どころ
信繁の二番目の妻となる女性・竹林院が登場しますね。
演じるのは「あまちゃん」でブレイクした松岡茉優さんです。どのような演技を見せてくれるのか楽しみですね。
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「やつしくらべ」では草刈正雄さんの「瓜売り」が話題を呼びそうです。
出浦昌相と佐助の忍びの力をこういう無駄なところで発揮しているのも面白いですね。
のちの豊臣秀頼が産まれる一方、真田家の母・とりが亡くなってしまうのも寂しいところです。
「瓜売り」が不発に終わった昌幸もそうですが、前半戦で活躍していた人たちから、徐々に信繁や信幸にスポットが当たり始めています。
ドラマも全50回のうち、26回でちょうど折り返しを過ぎたところ。
ここからまたガラッと展開が変わっていく予感がします。
次週、第27回【不信】のあらすじ・詳細ネタバレはこちら