2016年夏のドラマにおいて、奇しくも同姓の主人公が登場する二つのドラマがあります。
波瑠さん演じる藤堂比奈子が主人公の『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』と、
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藤原竜也さん演じる藤堂新一が主人公の『そして、誰もいなくなった』
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藤堂比奈子は警察官で異常な犯罪者を追う立場。
一方の藤堂新一は、何者かに自身の個人情報を乗っ取られて犯罪者として追われる立場。
この対照的な二人の主人公が登場するドラマ、どっちが人気作品として視聴者から支持されるのかを検証したいと思います!
先日放送された第1話の視聴率が判明しました。
『ON 異常犯罪捜査官・藤堂比奈子』第1話は、7月12日に初回2時間スペシャルとして放送されました。
裏番組のドラマでは『せいせいするほど、愛してる』が放送されています。
今最も勢いがある女優・波瑠さんが初めて挑むサスペンスとして注目されましたが、視聴率は、9.6%と微妙な結果でした。
ちなみに『せいせいするほど、愛してる』は9.3%だったので、裏番組には勝利しました。
一方、『そして、誰もいなくなった』の第1話は7月17日に、こちらも初回は30分拡大で放送されました。
通常よりも30分早く放送がスタートしたこともあり、裏のドラマ『仰げば尊し』と『HOPE 期待ゼロの新入社員』それぞれとバッティングしてしまう苦しい状態でした。
それでも、追い詰められた人間を演じることにおいては他の追随を許さない怪演が話題の藤原竜也さんが主演するサスペンスということで前評判の期待は高かったです。
結果、視聴率は10.7%と、二桁を超えてまずまずの数字を確保したといえます。
ちなみに『仰げば尊し』は11.4%、『HOPE 期待ゼロの新入社員』は6.5%でした。
『仰げば尊し』は期待の新人が多数出演するということで話題にはなっていましたが本当に数字が取れるのかは未知数でしたが、ふたを開けてみると『家売るオンナ』に次ぐ今季の視聴率ランキング第2位につけています。
『HOPE 期待ゼロの新入社員』が悪すぎて視聴率が偏ってしまった、ということもあるでしょうけど。
さて、本題の「藤堂対決」としては、第1話は藤原竜也さん演じる藤堂新一『そして、誰もいなくなった』に軍配があがりました!
登場人物全員が容疑者なのではと思えるくらいの展開だったので、果たして最後に黒幕として登場するのが誰なのかが見ものです。
一方で、最終回まで視聴者を飽きさせずにそのドキドキを継続させられるかがポイントだと思います。
一般的には初回以降に数字を伸ばすのは難しいので、第1話に負けてしまった藤堂比奈子が第2話で逆転するのは難しい状況ですが、1話完結に近い構成になっているので初回や途中を見逃した視聴者が戻ってきてくれることはあると思います。
逆に『そして誰もいなくなった』は、一度見逃してしまうと展開についていけなくなってしまうのでそのまま視聴者が離れてしまうリスクが高いと言えます。
というわけで始まった「藤堂対決」
最後に笑うのはどちらなのか?!
2話以降もチェックしていきたいと思います!