ドラマ『夏目漱石の妻』第2回のあらすじ、ネタバレ、見どころをレポートします。
熊本への転勤、流産、金之助とのすれ違いで、自殺寸前だった鏡子でしたが、何とか一命を取りとめ、夫婦の仲も落ち着きを見せ始めた第1話。
第2話では金之助がイギリスへ留学し、帰国後に大きな試練が待ち構えていた、という展開です。
第2回 あらすじ ネタバレ
英語研究のため夏目金之助(漱石の本名・長谷川博己)はイギリスに留学、鏡子(尾野真千子)は東京の実家の離れで暮らすことに。ほどなく金之助は神経衰弱で様子がおかしいという噂が鏡子の元に届く。不安になった鏡子は、父の重一(舘ひろし)や、正岡子規(加藤虎ノ介)に相談する。月日がたち2年余りの留学を終えて金之助が帰国。金之助との平穏な暮らしを願う鏡子だったが、金之助は急に暴力を振るうような人物に変わっていた。
留学前には長女・筆子が誕生し、幸せな家族になっていた夏目家でしたが、金之助の留学を境に、再び夫婦崩壊の危機に直面していくことになるようです。
留学時から患った金之助の神経衰弱は、帰国後更に悪化したうえ、友人だった正岡子規の死去、弟子の自殺なども重なり、鏡子とも2か月間の別居生活を送ったそうです。
これを見かねた友人の高浜虚子が、金之助に小説を書くことを勧め、あの有名な『吾輩は猫である』が誕生します。
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世俗とは距離を置き、人生をゆったりと過ごそうとする金之助の作風は、この当時の辛い境遇があったからこそ生まれたのだと考えると、なんだかとても悲しい気持ちになってしまいますね。
ドラマでは、金之助と鏡子がこの試練をどのように乗り越えたのか、そのポイントとして夫婦の関係にスポットをあてて描いていくのだと思われます。
第1回にはナレーションとして登場していた黒島結菜さんが第2回から山田房子役として登場しますので楽しみです。
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