ドラマ『エンジェル・ハート』第二話の感想・ネタバレ・見どころをレポートしたいと思います。
第二話は大きく二つの物語が描かれました。
一つはシャンイン(三吉彩花)が組織を抜け、これから一人の女性として歩んでいくための準備をするところ。
もう一つは、リョウ(上川隆也)と香(相武紗季)が、なぜ「シティーハンター」になったのか、その過去にまつわる謎が明かされました。
シャンインは香の記憶に影響を受け、人を助けるという行動に出て、少しずつ人間味のある女性になっていこうとしていました。
喋り方はまだ日本語がぎこちない感じですが、来週くらいには普通の喋り方になっているような気がします。
この背後に立たれたときのシャンインの振り返るスピードが半端なく早かったです!
このリョウは紙袋に隠したサイレンサー付きの銃で、周囲に気付かれないように狙撃しているところです。
「シティーハンター」誕生の謎については、概ね原作通りでした。
初めに香の兄・槇村が一人で始め、リョウがそれを手伝うようになり、槇村の死後に香が引き継いだんでしたね。
一人の殺し屋だったリョウが重傷を負って瀕死のところを香に助けられた、というのはそのままでしたが、復活後、香に偽名だらけだった名前を「冴羽リョウ」に統一してもらう、というシーンはなかったです。
リョウの瀕死のシーンから、香が病室でリョウの回復を願い抱きしめるシーンは、かなりの再現率でしたね。
再現率が高かった他のシーンといえば、香とリョウが写っている写真の構図、これは原作の構図をそのまま再現していましたね。
葛山信吾さん演じる槇村秀幸は優しい感じがしてとてもかわいかったです。
とくに香にシティーハンターであることがバレ、リョウと二人で怒られるシーンは良かったですね。
残念ながら槇村はすぐに死んでしまいましたが、その原因となった事件のことは語られなかったので、後々に語られるのか、そこは原作とは変えてくるのか、今後の展開が気になるところです。
槇村の墓の前で喪服姿になっているリョウはイメージがなかったんで、ちょっとびっくりしました。
第二話も原作とちょっとずつ違いはありましたが、とても面白い内容でした。
次回の第三話にも期待したいと思います!