ドラマ『カインとアベル』第2話のあらすじ、ネタバレ、予告動画、見どころをレポートします。
第2話 あらすじ
アウトレットモールのプロジェクトチームは、次の段階へ。高田優(山田涼介)は、矢作梓(倉科カナ)と設計の担当になった。設計を依頼するのは大御所建築家、神谷仁(竜雷太)。団衛(木下ほうか)によると、神谷はわがままでクセが強いため、優と梓は苦戦を強いられそう。
一方、隆一(桐谷健太)の表情はこわばっている。バンコクの事業で組む現地ゼネコンの経営不振が発覚したのだ。貴行(高嶋政伸)は事業から手を引くことも考えていいと言うのだが、隆一は乗り切れる見込みがあると、資金繰りを進めることに。
梓は、同じ会社の設計部でイメージ図を描いた長谷川守(小林隆)と神谷を訪問する。優があいさつをすると、神谷は意味あり気にうなずく。実は、神谷は優の祖父、宗一郎(平幹二朗)に孫の印象を教えてほしいと頼まれていたのだ。つまり、宗一郎と神谷は旧知の仲。それでも、神谷の厳しさは変わらない。長谷川のイメージ図をいちべつした神谷は、好きなように設計させてもらうと、3人を帰してしまう。
翌朝、優は隆一より早く出社する姿に貴行は驚く。そして、貴行は隆一に見合いさせようとしている代議士の娘とゴルフに行くと告げる。貴行は梓のことをハッキリと言い出せずにいた。
数日後、優たちは再び神谷のもとへ。神谷の設計図は確かに立派なものだが、コストが膨大なものになってしまう。長谷川の提案で、一度チームに持ち帰るのだが、やはり受け入れられず…。
カインとアベル | ストーリー オフィシャルページ - フジテレビ
予告動画
見どころ
月9なので、基本的には山田涼介さんのカッコよさを楽しむためのドラマだと思っているので、ストーリーはそれを引き立てるものになっていればいいなと思います。
変にこだわって「ラヴソング」の福山雅治さんのような中途半端な位置付けのキャラクターになってしまうと勿体無いですよね。
相手役の倉科カナさんが演じる梓は、前向きな姉御肌な感じのキャラクターのようなので、この役をきっかけに、山口智子さんや篠原涼子さんのような「姉御キャラ」をめざしてもいいんじゃないでしょうか。
さてストーリーの方は、優しく優秀な兄・隆一に問題勃発です。
それなりに大きい会社なのに、隆一のブレーンがいないようなので、さすがにあの若さでは経験不足からの読み間違いはあるでしょうね。
恐らく展開としては隆一が壊れて行って、逆に優が成功していく、ということなんでしょうけど、第2話からいきなりその展開は早過ぎるので、
一旦は挫折して、更に強くなって持ち直すものの、その頃には力をつけた優と対立してしまい、どんどん歯車が狂っていく、という感じではないでしょうか。
狂っていくといえば、父・貴行も、自分の父の面影を息子の優に重ねてしまうことで壊れていくようですね。
『真田丸』で北条氏政役として怪演が光った高嶋政宏さんの演技にも注目です。