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大河ドラマ『おんな城主直虎』あらすじ、ネタバレ、キャスト、相関図、見どころ!柴咲コウ、三浦春馬、高橋一生、新井美羽、藤本哉汰、小林颯、杉本哲太、財前直見、宇梶剛、小林薫、前田吟、春風亭昇太、尾上松也、吹越満、筧利夫、でんでん、花總まり、浅丘ルリ子、阿部サダヲ、菜々緒、貫地谷しほり、山口紗弥加、菅田将暉、寺田心、市原隼人、ムロツヨシ、柳楽優弥、和田正人、高橋ひかる!

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2017年の大河ドラマ『おんな城主直虎』のあらすじ、ネタバレ、キャスト、相関図、見どころをレポートします。

 

幕末の大老・井伊直弼の先祖で徳川家康の重臣・井伊直政の養母が、男勝りのおんな城主だったことはあまり知られていません。

 

その名は井伊直虎

 

時は戦国。曽祖父の代から戦に負け続け、とうとう後を継ぐべき男子が皆失われてしまった遠江(とおとうみ)の井伊家。お家断絶を目前にした絶対絶命の危機に、井伊家を背負って立ち上がったのが尼となっていた一人娘、井伊直虎である。

 

井伊家は、この井伊直虎という女性の存在なしには徳川幕府を支える名門へと発展しえなかったと言えるかもしれません。

 

そんな井伊家の台頭期を支えた重要な人物である井伊直虎にスポットを当てたのが今回の大河ドラマ『おんな城主直虎』です。

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見どころ
世俗を離れた尼の立場から、弱肉強食の乱世のただ中へ。「直虎」と名乗って井伊家の城主となった彼女は、資源も武力も乏しい井伊谷で、幼い後継ぎの命を守ってたくましく生き延び、その後の井伊家の発展の礎を築いていく――。

 

井伊直虎という人物は、歴史好きな人でもあまりその素性が知られていない、いわばマイナーな人物です。

というか、残されている資料が乏しく史実としてどこまで信ぴょう性があるのかも定かではありません。

しかも2016年12月に、井伊直政の子孫である井伊美術館の館長・井伊達夫さんが「井伊直虎は男性だった」とする説を発表されています。

 

そんな中で、今回のドラマ脚本を手掛けた森下佳子さんは、資料が残されていない部分は大胆な仮説で補っていくことにしたという旨をインタビューで語っておられました。

 

そしてドラマ『おんな城主直虎』の魅力として以下のことをあげられています。


・いいなずけである亀の丞(井伊直親)との約束を守り通そうとするひたむきさ。

 

・ばらばらだった井伊家の家臣たちを一つにまとめていく器量。

 

・かつてのライバルたちが心許せる友にと変わっていく。

 

このように、何か少年漫画の主人公のような魅力をそなえた人物とストーリーになりそうな予感があります。

数奇な運命に翻弄された主人公の生きざまの中に、現代社会に求められる「本当の強さ」を持ったリーダーの知恵を学ぶことができるのではないでしょうか。

      

 

 第1回 あらすじ ネタバレ

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天文13年(1544)遠江の国・井伊谷。のちに井伊直虎(柴咲コウ)という勇ましい男名で戦国の世を生き抜くことになる少女・おとわ(新井美羽)は、井伊家当主の父・直盛(杉本哲太)と母・千賀(財前直見)のもと幸せな日々を過ごしていた。

おてんばなおとわの遊び相手は幼なじみの亀之丞(藤本哉汰)と鶴丸(小林颯)。ある日、おとわに亀之丞との縁談話が舞い込む。当主の座を継ぐつもりだったおとわは最初戸惑うが、やがて亀之丞の妻として井伊家を支えていこうと心に決める。

家老の小野政直(吹越満)は、自分の嫡男・鶴丸をおとわと婚約させるため、実質的に井伊家を支配している今川に対して亀之丞の父・井伊直満(宇梶剛士)に謀反の疑いありと讒言する。

そして井伊直満は、主家である今川義元(春風亭昇太)から謀反の疑いで駿府に呼び出されることになる。

井伊直満は謀反の疑いを晴らすことができず殺害され、亀之丞も命を狙われ逃亡し、以降行方知れずとなってしまうのだった。

第1回「井伊谷の少女」|あらすじ|NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』

 
 

 

 

 

出演キャスト

井伊直虎・・・柴咲コウ

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井伊家当主・井伊直盛の一人娘として生まれる。直盛にはほかに子がなかったため、幼くして分家の嫡男(ちゃくなん)・亀之丞と婚約し、次の当主の妻として井伊家を盛り立てるはずだった。
ところが井伊家は、実質的には強大な今川義元の支配下にあり、亀之丞の父は今川方に謀反の疑いをかけられ、殺害されてしまう。9歳の亀之丞も命を狙われて信濃へと逃げ、以降ふっつりと消息が途絶えた。
その後別の縁談が持ち上がるが、自ら出家して拒絶。なぜか菩提寺(ぼだいじ)の和尚は「次郎法師」と男の名をつける。

 

おとわ(直虎の幼少期)・・・新井美羽

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Eテレ「みいつけた!イスのおうえんだん」に出演している女の子、として話題となっていた新井美羽ちゃん。

2006年9月17日生まれで現在10歳。

『家政夫のミタゾノ』7話に出演されていました。妹の新井琉月ちゃんも子役として活躍されています。

 

井伊直親・・・三浦春馬

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父の直満が今川に謀反の疑いで殺害された後、息子の亀之丞も命を狙われて亡命を余儀なくされる。その後生死も行方も分からないまま10年が過ぎる。

 

亀之丞(直親の幼少期)・・・藤本哉汰

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『明日、ママがいない』笹塚蓮役など、7歳の頃から子役として活躍している藤本哉汰くん。映画『世界から猫が消えたなら』では佐藤健さんの幼少期役を演じています。

2003年7月14日生まれの13歳。かわいらしさの中にかっこよさも加わってきた感じです。

 

小野政次(道好)・・・高橋一生

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井伊家筆頭家老・小野政直の嫡男。おとわや亀之丞の幼なじみだが、今川寄りの家老として家中で孤立する父の姿に葛藤を抱えながら育つ。
父の後を継いで家老となるが、かつての父と同じ立場に追い込まれることに・・・。

 

鶴丸(政次の幼少期)・・・小林颯

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NHK大河ファンタジー『精霊の守り人』にて皇帝の子・チャグム役を演じました。

「颯」と書いて「かい」と読みます。2005年11月12日生まれの11歳。

 

井伊直満・・・宇梶剛士

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直平の息子で直盛の叔父。一人息子の亀之丞と、井伊家の総領娘のおとわが婚約し、息子が井伊家の次の領主となることが決まった。それを足がかりに何とか今川の支配を脱したいと画策していたところ、今川から謀反を疑われる。

 

井伊直盛・・・杉本哲太

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井伊家当主。強大な今川支配のもと、今川への対応を巡って激しく対立する家中のかじ取りに日々苦心している。生け花を愛する心優しい父。

 

千賀・・・財前直見

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今川家臣・新野左馬助の妹。今川との同盟の証しとして井伊家に嫁ぐ。
男子に恵まれなかったことを申し訳なく思っており、その分しっかり者の気丈な妻・母である。

 

佐名・・・花總まり

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井伊直平の娘。井伊が今川に服属した証しとして駿府に人質として送り込まれる。のちに今川家臣・関口氏に嫁ぎ、瀬名を出産。井伊家に対してはある屈託を抱えている。

 

南渓和尚・・・小林薫

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直虎の大叔父で、井伊家の菩提寺、龍潭寺の住職。出家した次郎法師の師。
一見いいかげんだが、実は井伊家の軍師的存在であり、後に城主・直虎の知恵袋となる。

 

井伊直平・・・前田吟

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先々代当主。今川と激しく戦った後、その軍門にくだった。
今川への敵意はいまだに激しく、すきあらば一矢報いようと狙っている。血気盛んなご隠居である。

 

しの・・・貫地谷しほり

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井伊家の重臣・奥山朝利の娘。直親の正室となり後継ぎを期待されるが、なかなか授からず焦りがつのる。
また直親の元いいなずけ、おとわ(次郎法師)の存在もプレッシャーに感じている。

 

井伊直政・・・菅田将暉

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井伊家の嫡男。父・直親亡き後、後見人となった直虎に育てられる。のちに戦国最強の精鋭部隊「井伊の赤備え」を組織する。家康の天下取りを支え、大出世を果たし、「徳川四天王」の1人に数えられる。

 

虎松(直政の幼少期)・・・寺田心

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『明日、ママがいない』ニッパチ役で天才子役と呼ばれた寺田心くん。時代劇は今回が2度目ということでどのような演技を見せてくれるか楽しみです。

 

小野政次・・・吹越満

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井伊家筆頭家老。京都の貴族につながる名門の出と言われ、優秀さを買われて井伊家に仕えることに。しかし今川との関係を重視する政策をとり、井伊家の反発を一身に受けることになる。

 

中野直由・・・筧利夫

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井伊家から分家した家臣で、井伊の血筋に誇りを持ち、反小野家の急先ぽう。直盛亡きあと井伊家のかじ取りを任され、そのことが家中に波紋を引き起こす。

 

奥山朝利・・・でんでん

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娘の1人は井伊家に、もう1人は小野家に嫁ぎ、家中での発言力を増している井伊家の家臣。しかし桶狭間の戦いで自らも大きな傷を負い、歯車が狂っていく。

 

小野玄蕃(道高)・・・井上芳雄

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小野政直の次男。井伊家中で孤立しがちな小野家にありながら、屈託のない朗らかな性格。家老の小野政次が唯一本音をもらすことができる人物。桶狭間の戦いに、井伊直盛とともに従軍する。

 

なつ・・・山口紗弥加

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当主・直盛の意向で小野政次の弟・玄蕃に嫁ぐ。夫婦仲もよく、奥山と小野の家の懸け橋となることを自らの使命と感じている。

 

奥山六左衛門・・・田中美央

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奥山朝利の息子。長兄・孫一郎亡き後、奥山家の当主となる。気弱な性格で、武術も不得手。

 

中野直之・・・矢本悠馬

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中野直由の息子。父に似て一本気な強硬派。直虎が城主となることを認めようとしない。

 

傑山・・・市原隼人

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龍潭寺の僧侶。出家したおとわにとっては兄弟子にあたる。武芸に秀でているので時にボディーガードの役割も果たし、城主・直虎を陰で支える。

 

昊天・・・小松和重

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龍潭寺の僧侶。クールな頭脳派で寺の運営を取りしきっている、南渓和尚の右腕的存在。出家したおとわの教育係を任されるが・・・。

 

今川義元・・・春風亭昇太

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今川家当主。井伊家をその強大な武力のもとに屈服させた戦国大名。領国経営に類いまれなる才覚を発揮し、駿河・遠江から三河・尾張にまで勢力を拡大するが、桶狭間の戦いで織田信長の刃に倒れる。

 

寿桂尼・・・浅丘ルリ子

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「女戦国大名」の異名を持つ女傑。息子の義元、軍師の雪斎とともに今川家の全盛期を築き上げる。桶狭間以後も孫の氏真を支え、弱体化する今川家の存続に力を尽くす。直虎にとってはお手本のような存在。

 

今川氏真・・・尾上松也

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今川家のプリンスとして生まれ育ち、「甲相駿三国同盟」成立の証しとして北条氏康の娘と結婚。家督を継承するが、義元の死後は家臣の離反が相次ぎ今川家は弱体化。蹴鞠(けまり)の名手でもある。

 

徳川家康・・・阿部サダヲ

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今川家の人質として、駿府で少年時代を過ごす。桶狭間の戦いに今川方の先鋒として参戦するが、義元討死の知らせを聞き、独立を決意。
のちに井伊家の嫡男である虎松(のちの直政)を家臣として受け入れる。

 

瀬名(築山殿)・・・菜々緒

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徳川家康の正室。幼い頃から今川氏真の妻となることを夢見ていたが、思いがけず徳川家康の妻になることを命じられる。直虎とは良き友として乱世をともに歩む。

 

新野左馬助・・・刈谷俊介

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今川家臣。妹・千賀が井伊家に嫁いだのを機に、今川の目付として井伊谷に移り住む。温厚な人柄で井伊家によくなじみ、今やむしろ井伊家の立場で物事を考えることに。

 

あやめ・・・光浦靖子

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三姉妹の長女で、父亡き後の新野家を取りしきる。新野の屋敷でしのと虎松の面倒をみることに。

 

瀬戸方久・・・ムロツヨシ

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無一文から商売で成功をおさめ、井伊家の財政を揺るがすほどの力を持つ豪商に。金のためなら組む相手をころころ変えて油断のならない人物だが、「利益」を正義とするポリシーはどんな時も揺るがない。

 

龍雲丸・・・柳楽優弥

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神出鬼没の風来坊で、その実体は盗賊団のかしら。ひょんなことから城主となった直虎と出会う。

 

松下常慶・・・和田正人

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秋葉山の札売りをする山伏で、諸国を行脚しながら情報を集めている。井伊谷・龍潭寺にもたびたび出入りし、貴重な情報をもたらす。後に井伊家と徳川家を結びつけることに。

 

高瀬・・・高橋ひかる

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亡き直親の隠し子を名乗り、井伊谷へやってきた謎の美少女。井伊家中に大きな波紋を呼ぶが、その正体は・・・!?

 

相関図

井伊家

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井伊家 家臣

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今川家

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ほぼ同時期の出来事を描いた2016年の大河『真田丸』が大ヒットだったので、プレッシャーが高いと思います。

しかし、『真田丸』がコメディ的な要素が強い作品だったとすれば、『おんな城主直虎』はヒューマンドラマ的な要素が強い作品でしょう。

まったく違う魅力を備えたドラマとして楽しませてくれるのではないでしょうか?

 

 

tetsutyler-durden.hatenablog.com

 


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