2017年1月7日(土)深夜0時20分スタートのドラマ『銀と金』のあらすじ、ネタバレ、出演キャスト、ゲスト、主題歌をレポートします。
原作は、ギャンブル漫画『カイジ』で人気の漫画家・福本伸行さんの『銀と金』
ファンの間では、『カイジ』よりも『金と銀』が最高傑作と言われているほど。主演は、子役から演技派俳優へと成長した池松壮亮さん。今作がドラマ初主演となります。
また、主要キャストの銀二役は、福本伸行さんが直々に指名したリリー・フランキーさんが演じます。
基本情報
原作:福本伸行「銀と金」(双葉社)
脚本:山岡潤平 根本ノンジ
監督:古厩智之 中前勇児
チーフプロデューサー:浅野太
プロデューサー:松本拓 倉地雄大 北川俊樹(大映テレビ)
制作協力大:映テレビ製
作著作:テレビ東京
原作 『銀と金』福本伸行
『銀と金』(ぎんときん)は、1992年から1996年まで『アクションピザッツ』(双葉社)に連載された。単行本は全11巻。
『闇金の帝王 銀と金』として1993年から1997年までオリジナルビデオとして発売されています。
この時の主演・銀二役は中条きよしさん。森田鉄雄役が豊原功補さんでした。
あらすじ
何事もうまくいかず、ギャンブルに逃げていた森田鉄雄(池松壮亮)が、“金がすべて”の裏社会を仕切る大物フィクサー・平井銀二(リリー・フランキー)と出会い、欲望に踊らされる悪の紳士たちを経済的かつ精神的に粉砕し、多額の金を奪い取る「悪」vs「悪」の「究極のマネーゲーム」に挑みます。
テーマは、巨額の金額を賭けた、“怒涛の心理戦”。
日本の裏社会を舞台に、搾取される側から搾取する側へ。
標的は、銀行、大企業、資産家・・・そして、政治家たち。
欲望むきだしの権力者たちから、何千万、何億、何百億という金をあらゆる手段で奪い取る。
胃を締め付けられる緊張感と、心臓が飛びだすほどのどんでん返し。命を懸けた攻防戦。
まさに「ざわざわ・・・ざわざわ・・・」となること間違いなしの勧善懲悪型ブラックエンターテインメントです。
出演キャスト
森田鉄雄・・・池松壮亮(いけまつ そうすけ)
何事も上手くいかずギャンブルに逃げてきた男。悪党たちから才覚のみで大金を奪い取る銀二に憧れて裏社会で生きることを決意。「銀を超える金と呼ばれる人間になりたい」と思っている。
平井銀二・・・リリー・フランキー
金がすべての裏社会を仕切るフィクサー。独自の人生哲学と才覚で悪党たちから金を搾り取る。悪を征するにはそれより大きい巨悪が必要と考えており、最終的には政治力で日本の経済界全体を支配しようともくろんでいる。
安田巌・・・マキタスポーツ
警視庁OB。かつては優秀な刑事だったが裏社会にどっぷりはまってしまい、今では銀二からの信頼が厚い男となっている。
巽京子・・・臼田あさ美
元新聞記者。情報収集で銀二をサポートしている。彼女が経営するBar「FULLER」は銀二たちのたまり場となっている。
船田正志・・・村上淳
元東京地検特捜部の検事。上司に嫌われて検事をやめた過去を持つ。当時の経歴を元に大企業をゆすったり、銀二の知恵袋となっている。
各話ゲストキャスト
「株の仕手戦編」1話・2話・3話
海堂正行・・・丸山智己
自由民生党議員
梅谷 哲・・・ダンカン
秀峰創業グループのドン、仕手戦の本尊。不細工な顔にコンプレックスを持っており、そのため金の力で成り上がることを信条としてきた。
伊沢敦志・・・嶋田久作
自由民生党・竹本会No.2。
「セザンヌ編」4話・5話・6話
中島明夫・・・佐野史郎
画商・ギャラリー中島オーナー。経営は上手くいっていない。
鉢嶺杏奈
小倉遥
渡辺万美
「ポーカー編」7話・8話・9話
西条達也(さいじょうたつや)・・・大東駿介
西条建設の御曹司。不動産会社社長の長男・有田と薬品会社社長の長男・岡部とつるみ、イカサマポーカーで若い女性を陥れて金と身体をほしいままにしている。
伊藤 美緒(いとうみお)・・・高月彩良
西条たちにカモられ乱暴された被害者女性の友人で情報提供者。
大倉士門
坂口涼太郎
我妻三輪子
岸明日香
聡太郎
藤井奈々
「麻雀編」10話・11話・12話
蔵前 仁(くらまえひとし)・・・柄本明
カジノ王/日本最大パチンコチェーン総帥
林泰文
島津健太郎
予告動画
主題歌:amazarashi『ヒーロー』
amazarashiとは
amazarashiは青森県在住の秋田ひろむさんを中心としたロックバンドです。
バンド名の由来は、 日常に降りかかる悲しみや苦しみを雨に例え、それでも前に進んでいこう、というような意味が込められています。
絶望の中から希望を見出す辛辣な詩と、ステージ前にスクリーンが張られタイポグラフィーや映像を映し出すスタイルのライブが特長。
2016年2月にリリースされたフルアルバム「世界収束二一一六」ではオリコンアルバム ウィークリーチャート4位にチャートインしました。
まとめ
原作の完結からすでに20年が経っているため、読んだことがないという人も多いと思われるので、このドラマで初めて「銀と金」を見るという方向けに作られているのではないでしょうか。
『カイジ』や『ライアーゲーム』などのギャンブル心理戦が好きという方にはお勧めです。
全12話、1話から3話、4話から6話、7話から9話、10話から12話と4部構成になっています。
途中から見ても楽しめると思いますが、ぜひ第1話から見ることをお勧めします。
『カイジ』『デスノート』で藤原竜也さんの怪演が話題となりましたが、池松壮亮さんも『デスノート』の続編にも出演した通り、藤原竜也さんと同じような路線を狙っているのかもしれません。
森田鉄雄を池松壮亮さんがどのように演じてくれるのか楽しみです。