NHK大河ドラマ『真田丸』の第10話【妙手】が放送されました。
気になる視聴率は、16.2%で、第9話に続いてまたしてもここまでの最低視聴率を更新してしまいました。
これで平均視聴率は17.93%にダウンです。
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他の民放ドラマが大幅に視聴率を落としていることを考えると、これくらいの緩やかな下落はしかたないのかもしれませんが、やはりちょっと物足りない感じでしょうか。
第10話【妙手】は、信濃を巡る北条と徳川の争いの中で、真田が大名として独立するために昌幸、信幸、信繁の3人がそれぞれ知略を駆使して奔走する、といった内容でした。
将来、家康を苦しめることになる城を家康自身に築城させたり、上杉景勝に敢えて素性をばらして信頼を勝ち取り、戦の芝居をうたせたりするなど、その「妙手」には感心するところでしたが、いかんせん、ドラマ的にはちょっと地味だったのではないでしょうか。
三谷監督の作品の真骨頂であるジェットコースターのようにどんでん返しにつぐどんでん返し、という展開を期待している視聴者からすると、どうしてもこの流れは退屈に感じてしまうのかもしれません。
大河ドラマなのでそこは仕方ないんですけどね。
次回の第11話【祝言】は、黒木華さん演じるお梅と信繁が結婚するというイベントがあります。
ここまで奇妙な三角関係となっていた信繁、きり、お梅でしたが、これで区切りがつく形になり、長澤まさみさん演じるきりとしては、負け戦と覚悟はしていたものの現実にそれが確定したことでつらい立場になってしまいます。
この展開は史実を知らない視聴者からすれば、「えっ?長澤まさみ負けちゃうの?」というある種のサプライズになると思うので、もしかすると注目される話題となるかもしれませんね。
そしてもう一つ大きなイベントが、西村雅彦さん演じる室賀正武が、大泉洋さん演じる信幸らによって暗殺されてしまうということです。
「黙れ小童ぁ!」で話題となっていた西村さんと大泉さんのやり取りでしたが、まさかこんな形で大泉さんがここまでの鬱憤を晴らすことになるとは、という驚きがあると思います。
まさか西村さんがこんなに早く退場してしまうと思わず、油断して見逃してしまい、あわてて土曜日の再放送を見る、という人もいるかもしれませんね。
いずれにしても次回、第11話で視聴率を再度盛り返すことができるかどうか楽しみです。