ドラマ『エンジェル・ハート』の第三話の内容を先取りで検証してみたいと思います。
ネタバレを含んでいますので、ご注意ください。
第三話 あらすじ
冴羽獠(上川隆也)は、喫茶「キャッツアイ」の店主ファルコン(ブラザートム)の様子がおかしいことに気づく。ボーッと上の空かと思えば、昼頃にいそいそと出かけていくのだ。そこへホーリー(山寺宏一)とモッチー(ゴリ)がやってきて「ファルコンがいま公園で “幸福の女の子”と一緒だった」と話す。「幸福の女の子」とは最近、町で話題の少女で、出会う人を幸せにしてくれるのだという。ファルコンは数日前から公園で少女・ミキ(渡邉このみ)と会い、絵本を読んでもらっていたのだ。少女は学校にも行かず、なぜ新宿界隈をフラフラしているのか――? 気になった獠はシャンイン(三吉彩花)を連れ、少女を尾行する。すると少女はあるテナントビルの一隅でたった一人で住んでいることがわかる。そして冴子(高島礼子)の調査で、少女の悲しい境遇が明らかになり――。
第三話 予告動画
謎の少女『ミキ』が初登場です。
ミキはエンジェル・ハートでは少女ですが、シティーハンターでは海坊主の恋人(最終話で結婚)だった『美樹』というキャラクターです。
なぜミキだけがここまで大幅なキャラ変更がかけられたのかはわかりませんが、美樹はよくよく考えてみるとちょっと特殊なキャラクターではありました。
シティーハンターのメインキャラクターの中では唯一、フルネームの本名が明かされていません。
海坊主と結婚したことによって、「伊集院美樹」となったと思われますが旧姓はわかりません。(ちなみに海坊主の本名は『伊集院隼人』です)
彼女はある国の内戦で孤児になっているところを海坊主に拾われて育てられ、彼を慕って傭兵となったため、おそらく名字はわからなかったという設定だと思います。
この「孤児」「名前がない」「高い戦闘スキル」という点は、リョウと共通するところが多いところも興味深いですね。
もしかすると、リョウとキャラが被ってしまうから、というのも設定が変更された理由だったりするんでしょうか?
さて、ドラマ『エンジェル・ハート』版ミキを演じるのは『渡邉このみ』さんです。
渡邉このみ プロフィール
2006年7月25日生まれ(9歳)
2011年に映画『八日目の蝉』で井上真央さんの幼少期を若干5歳で演じ、2012年第35回日本アカデミー賞新人俳優賞を史上最年少で受賞した天才子役です。
ECCジュニアで英語も勉強していてペラペラ。将来はハリウッドを目指しているんではないでしょうか?
私が渡邉このみちゃんを初めて見たのはドラマ「明日、ママがいない」で、芦田愛菜ちゃんの妹分的な役をやっていたときです。
演技というよりもセリフがしっかりと自分の言葉として喋れている感じだったことに驚きました。
今回の「ミキ」という役は、掴みどころのない不思議な雰囲気のある少女なので、演じるのは難しいと思いますが、どんな風に演じてくれるのか楽しみです。